– ルクセンブルクを通じて欧州市場への進出足場を設ける
-ヘルスケアを超えて金融‧公共まで…クラウド技術協力範囲の拡大
-GAIA-Xの技術要件を満たす… EUセキュリティ・データ規制対応基盤の確保
![[写真説明:左からオーケストロキム・ボムジェ代表、オーケストロキム・ミンジュン理事会議長、在韓ルクセンブルクジャクフリース大使、オーケストロキム・ヨングァンCTO、ルクセンブルク貿易投資庁旧先米首席貿易投資担当官]](https://www.venturesquare.net/wp-content/uploads/2025/08/ok-789x473.jpg)
AI‧クラウドソフトウェア専門企業オーケストロ(代表キム・ボムジェ)は、ソウル汝矣島本社でザクフリース(HE Jacques Flies)駐韓ルクセンブルク大使と会談を行い、欧州市場進出およびクラウドインフラ技術協力方案を議論したと21日明らかにした。
今回の協議は、オーケストロが国際医療AIプロジェクト「IHDSI(International Health Data Space Initiative)」をはじめ積み重ねてきたグローバル協力経験をもとに、ヘルスケアを超えて金融・公共分野でAI‧プライベートクラウド技術の適用可能性と協力範囲を拡大するための場だった。
オーケストロは国内外市場で蓄積した独自のプラットフォーム供給・運営経験を基に、ヨーロッパ現地の厳しいデータ規制とセキュリティ要件に合致する技術適用案と実行戦略をルクセンブルク側と共有した。
ルクセンブルクは欧州連合(EU)のデータ保護とデジタル主権政策をリードする核心国家であり、クラウドコラボレーションイニシアチブ「GAIA-X」の主要参加国でもある。 GAIA-Xはヨーロッパのデジタル主権強化を目指すEU主導プロジェクトで、データ保護とセキュリティなどの核心原則をもとに信頼できるクラウドエコシステムの構築を推進している。
オーケストロは、クラウドソリューションがGAIA-Xの技術基準と構造要件を満たすことができる基盤を備えており、これはヨーロッパ内のクラウドコンバージョン需要にも合致すると説明した。
駐韓ルクセンブルク・ザクフリース大使は「EUのデータ保護基調に合致するオーケストロの技術力は多様な産業で実質的な協力機会を作ることができる」とし「ルクセンブルクはこれを欧州全域に拡散させるための戦略的拠点になることができる」と明らかにした。
両側は今後ルクセンブルクを拠点に、EU加盟国内の金融・公共・医療インフラ分野で実証及び事業化モデルを具体化し、GAIA-X基準に適合する技術パートナーシップを持続拡大していくことにした。
オーケストロは今回の協議を通じてヘルスケア中心のグローバル協力を超え、欧州市場進出の実質的な橋頭歩を設け、産業全般に適用可能なプライベートクラウドプラットフォームの輸出基盤を設けることになった。
オーケストロのキム・ボムジェ代表は「ルクセンブルクとの協力はオーケストロがヨーロッパ市場に戦略的に進入する重要な転換点になるだろう」とし「EU技術・セキュリティ基準を満たすプライベートクラウドを基盤にグローバル協力モデルをさらに拡張していく」と話した。
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