
多回用機サービス企業イットグリーンは、多回用カップ循環システム「リターンカップ」が2025グッドデザインアワードで優秀産業デザイン商品に選ばれたと29日明らかにした。
グッドデザインアワードは産業通商資源部が主催し、韓国デザイン振興院(KIDP)が主管する国内最高権威のデザイン授賞式だ。産業デザイン振興法により製品の外観はもちろん、機能、使いやすさ、審美性、経済性などを総合的に審査し、優秀性を認められた商品に「GD(Good Design)」マークを付与する。
今回優秀デザインに選ばれた「リターンカップ」は、既存の多使い捨てカップの低い回収率と不便な使いやすさ、漏水・破損問題を実使用データに基づいて改善し、デザイン革新性を認められた。リターンカップは▲12oz 16oz・20oz・24ozの4種容量 ▲スクリュー型フタと使い捨てフタ互換性 ▲100回以上繰り返し洗浄が可能な高強度環境にやさしい素材など構造的・経験的改善が特徴だ。
製品の外観は伝統的な屋根からインスピレーションを得たカラーアイデンティティを適用し、公共空間で視認性と美的完成度を同時に備えた。直感的な形は使いやすさを高め、不要な要素を最小化して安定性を強化し、誰もが自然に環境にやさしいように設計された。
リターンカップはキャンパス、スポーツ競技場、フェスティバルなど多様な生活空間はもちろん、エバーランドやカリビアンベイなどの大規模な文化施設にも使われている。
イットグリーンは、多使い捨て循環システムで使い捨て廃棄物問題を解決する気候テク企業だ。代表的に配達の民族、クパンイッツなど主要配達プラットフォームと連動した環境に配慮した配達サービス「リターンイット」を通じて配達領域で多使い機の使用を拡散させている。
相次いで関係者は「リターンカップのグッドデザインアワード選定は、環境にやさしいサービスがデザイン的完成度と社会的価値を同時に認められたという意味」とし、「今後もユーザー体験に基づいてより多くの生活空間で再利用文化を拡散させていく」と話した。
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