
SAPコリア(代表シン・ウンヨン)は、ショッピングモール統合管理ソリューション「イージーアドミン」を運営するフィムズ(代表ファン・ソンヨン)とマーケティングおよび営業協力のための業務協約(MOU)を9日締結したと明らかにした。
今回の条約は、SAPコリアがイコマース産業内のクラウドERP市場拡大のための戦略的パートナーシップの一環として推進された。両社は共同マーケティング、顧客発掘、営業コラボレーションを通じて、SAPのインテリジェントERPソリューションである「SAP S/4HANA Cloud ERP」の普及を本格化する計画だ。
イージーアドミンは2004年に設立されたショッピングモール統合管理ソリューションで、クパン、11番街、スマートストア、ショピパイ、アリエクスプレス、ショフィーなど国内外の主要販売チャネルと連動し、約1万以上のEコマース企業が利用中だ。注文収集から請求書出力、配送、在庫管理、顧客サービス(CS)まで、ショッピングモール運営全般を自動化および統合管理できる点が特徴だ。
今回の協力を通じて、SAPコリアは在庫、物流、財務、販売など全社的データ統合に困難を経験する消費財、卸小売、エコマース業界の顧客を対象にSAP S/4HANA Cloud ERPベースのデジタル運営イノベーションを提案する予定だ。特にERPとショッピングモールの統合運営に複雑な課題を持つ中小・中堅企業の需要に対応できるものと期待される。
カン・ジフンSAPコリア中堅・中小企業顧客事業部門長は「今回の提携は、Eコマース企業が直面した運営複雑性とITガバナンス問題解決のための協力」とし「両社コラボレーションを通じて顧客成長を支援し、クラウドERPの拡散に寄与するだろう」と話した。
ファン・ソンヨン・フィムズ代表取締役は「イコマース市場の高度化に伴い、IT活用は必須」とし「SAPコリアとの協約がイコマース企業のIT統合とビジネス革新を支援するきっかけになることを期待する」と明らかにした。
一方、両社はイージアドミンユーザーを対象にSAP広報ポップアップ、マイクロサイト運営、顧客カスタマイズ型相談チャネル構築など多様な共同マーケティング活動を進めている。
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