
医療人工知能(AI)およびデジタル手術ナビゲーション専門企業ヒュートムが9月10日から12日まで3日間仁川インスパイアホテルで開催される「国際人工知能(AI)医療製品規制シンポジウム(AI Regulatory&International Symposium、以下AIRIS 2025)」に参加。
今回の行事は韓国食品医薬品安全処と世界保健機構(WHO)が共同主催し、AIを活用した医療製品のグローバル規制を議論する重要な位置だ。今年のイベントでは「グローバルAI規制調和、一緒に開く未来」というテーマで世界各国規制当局と業界、学界専門家が参加し、AI医療製品の技術と規制動向などを共有し、今後の展望について議論する。
今回のイベントでヒュートムは昨年共同販促契約を結んだグローバル医療機器企業ジョンソン&ジョンソンメッドテックコリアと並んで参加し、協力製品である手術ナビゲーションRUSをブースイベントで実演する。
ヒュートムのRUSプラットフォームは、コンピュータ断層撮影装置(CT)映像を基盤に患者の解剖学的構造を3次元で具現して手術前計画樹立と手術中ナビゲーションを支援するソフトウェアだ。胃・腎臓手術用ソリューションは、医療スタッフがより正確かつ効率的に手術計画を立てるのを助け、一緒に登載されたRUS CREATORは患者カスタマイズされた3Dモデリングと手術計画の最適化を可能にする。
RUSは韓国で商用化された手術用ナビゲーションプラットフォームで、外科医に手術への洞察力を提供し、最終的に手術結果や患者の予後を向上させることに目的を置いている革新的な医療製品だ。昨年、米国食品医薬品局(FDA)からRUS Stomachの510(k)承認を獲得し、国内でも評価猶予新医療技術に選定され、主要病院で使用されている。
現在、国内主要上級総合病院を中心に活発に使用されており、昨年5月、ジョンソン・アンド・ジョンソン・メドテックコリアと国内胃がん、腎臓がん手術を対象に販売網拡大のための共同販促契約を締結した。最近では適用範囲を胸部領域に拡大した肺切除術補助ソリューション「RUS Lung」の国内認証を完了し、複雑な肺血管とセグメント構造を精密に可視化して手術安全性を高める製品として注目されている。
ヒュートムのヒョン・ウジン代表は「医療用AI業界のリーダーであるヒュートムはAIを利用した手術室の革新に努めている」とし、「AI技術が安全かつ健康に活用できる環境を造成し、医療スタッフと患者により良いサービスを提供するのに先頭に立つだろう」と伝えた。
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