
スペースメンテナンスサービス「ホームコ」運営会社ホームアンコ(共同代表リュ・ジホ、国ヒョンジュ)が中小ベンチャー企業部の技術創業投資プログラムティップス(TIPS)一般トラックに最終選定されたと17日明らかにした。今回の選定を通じてホームコは最大5億ウォン規模の政府研究開発資金を確保し、今後の事業化や海外マーケティングなどで追加3億ウォンの連携支援を受けることができる。
ホームコは住宅空間の必須修理サービスを標準化されたプロセスで提供するスタートアップだ。業界初の標準価格制導入で見積もりの不透明性を解消し、無料の現場点検や1分簡易申請など差別化された顧客体験をもとに、急速に市場に安着した。サービス発売6ヶ月ぶりに高い転換率と再購入率を達成して市場検証を完了し、カカオベンチャーズとエクスクエアドから合計7億ウォンのシード投資を誘致したことがある。
今回の研究開発課題により、ホームコは現場データを基盤とした構造化された修理データベース、見積自動化及び工程推薦AIエンジン、施工品質管理及び技術者教育システムを段階的に構築する。これにより、集水産業の慢性的な問題であったデータの不在と技術者の依存度を下げ、より効率的で信頼できるメンテナンス体験を提供することを目指す。
さらに、現場技術者が撮影した写真・映像データをAIが自動ラベリングして分析するシステムを開発し、個々の技術者の熟練度にかかわらず一定品質以上のサービスを保障できる基盤を設ける予定だ。ホームコが確保したデータと技術力をもとに施設管理(FM)・資産管理(AM)分野まで事業領域を拡大し、長期的にはグローバル支店設立とソリューション輸出まで推進する計画だ。
国ヒョンジュホームコ代表は「今回のティップス選定を通じてデータとAI技術で国内集水産業の構造的非効率を解決することに速度を出すことができるようになった」とし「国内を越えてグローバル住宅メンテナンス市場の新しい標準を提示する企業に成長する」と抱負を明らかにした。
- 関連記事をもっと見る
You must be logged in to post a comment.