
医療人工知能(AI)企業ルーネット(代表ソ・ボムソク)は、グローバル臨床試験受託機関(CRO)セルカルタ(CellCarta)とAIバイオマーカープラットフォーム「ルーネットスコープ」のグローバル臨床試験活用のための戦略的パートナーシップを締結したと25日明らかにした。
カナダのモントリオールに本社を置くセルカルタは、精密医学研究および臨床試験支援を提供するグローバルCROリーダー企業で、米国、ベルギー、中国など全世界に研究施設を保有している。特にデジタル病理学とAI技術を臨床試験に統合する分野で業界最高水準の専門性を備えており、1,000件以上の臨床研究参加と250以上の免疫組織染色(IHC)分析法開発経験をもとに、年間10万件以上のIHC分析を提供している。
今回のパートナーシップは、ルーネットのAI技術とセルカルタのCRO専門性とグローバルインフラを組み合わせて、製薬会社が新薬開発過程でAIベースのバイオマーカー分析をより簡単かつ迅速に活用できるように支援することに重点を置く。
ソ・ボムソク・ルーネット代表は「セルカルタとの戦略的協力を通じて、ルーネットスコープがグローバル臨床試験でより広く活用される基盤を設けた」とし、「グローバルCRO企業との協力を通じて製薬会社の臨床試験効率性を高め、最終的に患者により精密で効果的な治療を提供することに貢献する」。
ヤニック・バウマンス・セルカルタのデジタル病理学ソリューション総括は「世界の製薬バイオ企業がバイオマーカー開発と患者選別のために検証されたAIベースの病理学ソリューションを探している」とし「今回のパートナーシップでルーネットの検証されたAI技術を導入し、顧客に臨床試験運営の新しい基準を提供する」と述べた。
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