
全南情報文化産業振興院(院長イ・インヨン)は9月30日、麗水ホテルベネチアで「AI融合インテリジェント農業生態系構築事業IRデモデー&投資相談会」を開催した。今回のイベントは地域農業スタートアップの技術力量を紹介し、投資誘致及びグローバル進出機会を設けるために企画された。
この日のイベントでは全羅南道地域の農業分野スタートアップ8社が参加し、人工知能(AI)ベースの農業技術と事業戦略を発表した。参加企業は▲ビギンズ▲エースクエア▲タービンクルー▲ヒューインテック▲テバエックス▲コートグリーン▲スクールモア▲コーナーストーンなどで、AIベースのドローンパス最適化、露地果樹スマートファーム、自律走行収穫ロボット、スマート肥料プラットフォームなど様々な技術が紹介された。
今回のデモデーは科学技術情報通信部が支援し、全羅南道農業技術院、全南情報文化産業振興院、全南テクノパークが共同で推進中の「AI融合知能型農業生態系構築事業」の一環として進行された。同事業は2024年から2028年までの5年間で合計414億ウォン規模で運営され、湖南圏を中心にAIベースの農業革新生態系づくりを目指す。
イベントにはブルーオーシャンベンチャーズ、スタートアップエックス、アイベンチャーズ、オラクルベンチャー投資、キングゴスプリングなど国内主要ベンチャーキャピタル及びアクセラレーター5社が参加し、審査及び1:1投資相談を行った。投資家は企業固有の技術力と成長可能性を評価し、その後の投資可能性についての意見を共有した。
優秀発表企業3カ所には、来る11月ドイツハノーバーで開かれる世界最大の農業博覧会「Agri Technica 2025」参観機会が提供される。これとともに、欧州現地投資家とのミーティングとグローバルネットワーク連携も支援する予定だ。
全南情報文化産業振興院の関係者は「AIと農業の融合は未来農業競争力確保のための核心領域」とし「今回の行事を通じて地域スタートアップが実質的な投資機会を得て、グローバル市場に進出できるように継続的に支援する計画」と明らかにした。
- 関連記事をもっと見る
You must be logged in to post a comment.