
岐阜テックバイオソーシャルベンチャーである株式会社ピースハナ(代表リュハナ)が中小ベンチャー企業部が主管する「ライコン(LICON)」企業に選ばれた。ライコンは「Lifestyle & Local Innovation Unicorn」の略で、ライフスタイルおよび地域ベースの革新を通じてユニコーン企業への成長を目指す企業を発掘・育成する事業だ。
ピースハナは地域廃資源で自然機能性原料と製品を開発する資源循環環境技術企業で、15種以上の国内外特許と知的財産権を保有している。ソーシャルベンチャー、農食品ベンチャー企業、女性企業、技術企業、優秀な社会的企業などの認証を保有しており、ESG基盤の持続可能な生態系の造成に先駆けて企業として評価されている。
コロナ19ファンデミック初期、ピースハナは洗濯が可能な機能性マスクと済州産柑橘系成分を活用した純植物性殺菌消毒剤を開発し、医療機関や福祉施設などに寄付して注目を集めた。その後、日常の有害物質に対応する抗菌機能性繊維、食品用安全洗浄剤、低刺激アレルギーケア素材など多様な製品を開発してきた。
特にピースハナは済州非商品柑橘類を活用した香り原料の開発に集中しており、「Peace9(ピースナイン)」ブランドを通じて農夫産物ベースの自然香り製品を発売している。これにより化学香料を代替できる資源循環香り市場をリードしており、SRTグッズ、ハンファリゾート、ヒリアンズサン村などとのコラボレーションを通じてブランド価値を拡大している。
また、ピースハナは自然資源と地域資源を基盤とした教育・展示・体験コンテンツを開発し、小中古および大学、代替学校などで環境教育および資源循環プログラムを運営しており、ソウル市など公共機関とも連携した持続可能性拡散活動を続けている。
今回のライコン選定はピース一つが構築してきた地域密着型ビジネスモデルと製品の技術力、環境的・社会的価値実現、そして持続可能な成長可能性を高く評価された結果と解釈される。
リュハナ代表は「人と自然が共に健康で持続可能な方法で人生を転換できるようにすることがピースハナの存在理由」とし「今後も地域の問題を資源循環と自然基盤技術で解き、社会全般に肯定的な影響を与えるように努力する」と明らかにした。
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