bcdW、「イノベーションコネクト」グローバルアクションプラットフォームA-TO-A Connect公式ローンチ

グローバルアイデアとローカル協力が出会う新しい都市イノベーションプラットフォーム「A-TO-A Connect 」が来る10月15日、ニューヨークで公式発足する。ニューヨークベースのメディアプラットフォームbcdW Magazineが企画した今回のプロジェクトは、都市の社会的・経済的問題を解決するための「ローカル・グローバルアクションステージ」という新しいモデルを提示し注目されている。

A-TO-A Connectは、単純なカンファレンスを超えて実質的な「行動（action）」と事後実行（follow-up）を含む持続型プラットフォームであり、TED以降の次の段階として評価されている。最初のイベントはニューヨークブロードウェイ近くのファウントスタジオ（Faunt Studios）で行われ、グローバルスタートアップと地元コミュニティ、産業関係者が参加した中で都市問題解決のための5つの主要セッションが行われます。

プログラムはオープニングステージを含め、スタートアップショーケース「Anywhere to America Stage」、AI戦略を扱う「Anyone to AI Stage」、コミュニティ交流事例を共有する「America to America Stage」、そしてアイデア実行戦略を扱う「Action to Acceleration Stage」など。各セッションはビデオとオーディオのコンテンツで作成され、グローバルコミュニティと共有される予定です。

bcdWは今回のイベントを通じて失業、小商工の危機、都市環境、観光不均衡、国際学生滞在問題など、ニューヨークが直面した懸案をグローバルコラボレーションで解決しようとしている。プラットフォームの名称である「A-TO-A」は「Anywhere to America、Anyone to AI、Action to Acceleration」など多様なグローバル・ローカル連携を象徴する。

今回のプロジェクトの公式パートナーであるIntercomは、ニューヨークのMICE産業とグローバルネットワーキング活性化のために協力し、ローカルとグローバルパートナー間のブランディングと事業拡大の機会を提供される。 Intercomはこれを通じてニューヨークコミュニティとの接点を確保し、グローバルステージでの立地を強化することになる。

イベントに参加するグローバルパートナーと機関は、彼らのソリューションをニューヨークで適用することで「New York Official Case」として活用可能な実績を確保し、これを基にグローバル市場での信頼性を高める機会を得る。対照的に、ニューヨークは外部資源を活用して都市の問題解決能力を強化し、相互に実益の異なる構造を形成します。

bcdWは今回のプロジェクトを皮切りに、各都市別に「アクションハブ」を構築し、コミュニティベースのグローバル協力エコシステムを造成する計画だ。現在、関連オンラインプラットフォームも開発中であり、グローバルユーザーの参加を拡大する方針だ。

bcdW Magazineの創設者であり編集長のPaul Joseph Kangは、「A-TO-A Connectはニューヨークで始まるが、これはただ一つの都市のプロジェクトではない」とし、「グローバルパートナーシップとローカルアクションが出会い、新しい経済と雇用を創出する都市協力の新しいモデルになるだろう」と明らかにした。