
塗装自動化システム統合(SI)専門企業マゼンタロボティクス(代表クォン・ギヒョン)が去る10月13日大田コンベンションセンター(DCC)で'FASTソリューション説明会'を開催した。今回の行事は、協同ロボットとAIベースの自動化技術を組み合わせた新製品を紹介し、中小製造企業を対象に安全および生産性向上案を提示するために設けられた。
説明会では、レインボーロボティクスの協同ロボットアーム(RBシリーズ)とマゼンタロボティクスのモーションプランニング技術を組み合わせた「FAST(Factory Automation with Smart Teaching)」ソリューションと「自律塗装協同ロボット」が主な発表内容として紹介された。
FASTソリューションは、作業者の動作を学習して自動化する機能に基づいて、高所作業や有害物質暴露を伴う工程での安全事故のリスクを低減するとともに、人件費の削減および生産効率の向上を目指す。特に、重大災害処罰法施行以後、安全管理強化を求められる中小メーカーの需要に対応する技術として評価されている。
自律塗装協同ロボットは、従来のロボット運用方式とは異なり、複雑なプログラミングなしで作業者の動作を直感的に学習して塗装作業を行う方式である。これによりロボット活用のアクセシビリティを高め、現場投入の可能性を拡大することが特徴だ。
マゼンタロボティクスは、当該ソリューションがグローバル試験認証機関TÜV SÜDの検証を経て、ISO/IEC国際標準規格に適合する安全認証を受けたと明らかにした。さらに、塗装及びブラスト加工自動化の適用拡大により、関連産業の作業環境の改善と効率性の向上に寄与するという計画も提示した。
クォン・ギヒョンマゼンタロボティクス代表は「今回の説明会は自社のAI基盤技術と協同ロボットを結合した自動化ソリューションの現場適用可能性を共有する場」とし、「粉体塗装中心の工程を自動化することで中小製造企業が直面した人力難と安全問題解決に寄与しよう」と明らかにした。
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