
極低温冷却技術専門企業クライオエッチ&アイ(株)が韓国投資証券とコスダック上場のための主管社契約を締結し、2027年下半期技術特例上場を目標に上場準備に乗り出したと明らかにした。
クライオエッチ&アイは、クアンタムベンチャースコリア、BSK、ブルーポイントパートナーズ、グローバルスタンダードテクノロジー(GST)などから戦略的投資を誘致し、現在まで約150億ウォンの累積投資を確保した。同社は今回の資金とネットワークを基に技術特例上場要件を満たし、グローバル市場進出にスピードを上げる計画だ。
2020年8月に設立されたクライオエッチ&アイは、極低温クーラーを専門的に製造し、真空ポンプ、液化装置、試験装置など関連アプリケーションを開発してきた。国内では唯一極低温クーラーの生産ラインを保有しており、80K以下から20K、4K、10mKまで様々な温度帯域のカスタマイズされたクーラーを開発している。
クライオエッチ&アイの極低温技術は、超伝導量子コンピュータ、医療機器、バイオヘルスケア、放散、宇宙航空、環境、水素エネルギーなど多様な産業分野で重要な要素技術として使用される。同社はグローバル半導体とディスプレイ産業だけでなく、将来戦略産業全般で次世代インフラの核心企業として評価されている。
チョン・ジンソンクライオエッチ&アイCTOは「コスダック上場を通じて国内はもちろんグローバル市場でも独自の極低温技術力を備えた企業として位置づけるだろう」とし「GENCRYOブランドを前面に出して、Cryo H&Iの技術が世界市場でも認められるようにする」と話した。
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