
先端素材合成専門企業ハンケムは第136回大韓化学会学術発表会及び総会でイ・サンジョ代表が「化学経営者賞」を受賞したと29日明らかにした。
化学経営者賞は、国内素材・化学関連企業最高経営者のうち化学産業発展と人材育成に寄与した人物を対象に大韓化学会が授与する賞だ。
同代表は有機化学研究開発力量をもとに国内先端素材分野でCRO/CDMO(委託研究・委託開発生産)事業を初めて商業化した功労を認められ、今回の受賞の栄誉を抱いた。彼は源泉技術確保を通じてグローバル競争力を確保し、国内化学産業の新成長動力を創出した点を高く評価された。
李代表は韓国化学研究院、ハン・ヒョ科学技術院、ハンリム製薬などで有機合成基盤の研究経験を積み、1999年ハンケムを設立した。ハンケムは設立以来約26年間蓄積した合成ノウハウをデータベース化し、新規物質の発掘及び合成時間を短縮し、国内先端素材産業のコスト競争力向上に寄与してきた。
ハンケムは「顧客との信頼」を経営理念とし、有機化学応用新技術を産業現場に組み込み、国内化学産業の技術自立度を高めることに努めてきた。特に国内外の主要源泉素材会社と協力し、OLED産業の成長にも貢献した。
近年、OLEDのほか、半導体、触媒、バイオ、防衛産業など多様な産業分野に先端素材事業ポートフォリオを拡大しており、今年上半期にも数十種の新規量産及びパイロット素材を開発した。
イ・サンジョハンケム代表は「今後も持続的な研究開発と革新を通じて顧客と社会から信頼される企業に成長する」とし「国内化学産業のグローバル競争力向上にも最善を尽くす」と明らかにした。
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