
インシュアテックスタートアップ シュアテック株式会社(代表クァククォンイル)はデイリーパートナーズ(代表シン・スンヒョン・イ・スンホ)からPre-A投資を誘致したと5日明らかにした。今回の投資金は、主力サービスであるAIインシュアテックプラットフォーム「カシュア(Carsure)」の市場拡大と保険会社連動の高度化のための成長資金として活用される予定だ。
最近、インシュアテックを含むフィンテック初期投資市場が萎縮した中、シュアテクの今回の投資誘致は自動車補償分野での技術力と実績を認められた事例と評価される。
「カシュア」は自動車事故受付から修理工場(DRP)マッチング、見積算定、精算、関連機関連携まで保険補償プロセスを自動化するプラットフォームだ。現在、保険会社と整備工場をリアルタイムで連結し、3つの保険会社および共済組合で正式に導入され運営中だ。これにより、平均補償費の削減と優秀協力工業会社入庫率の上昇など可視的な成果を出しており、年末までに7つの保険会社(共済組合を含む)と追加契約を進めている。
シュアテックは、過去の保険台車補償自動化プラットフォーム「レンカ(RENCAR)」を開発し、16の保険会社とシステムを連動したコアメンバーが創業した企業だ。 「レンカ」は保険会社とレンタカー会社間のマッチングおよび損害事情自動化を実現し、保険補償処理時間を大幅に短縮させたことがあり、インシュアテック業界の代表成功事例に挙げられる。
デイリーパートナーズソン・ヨンフン常務は「シュアテックは「レンカ」を通じて保険補償自動化プラットフォームの市場性を立証したチーム」とし「産業経験と技術力をもとに自動車修理部門でも保険補償プロセスの構造的革新を導く可能性を持つ企業」と評価した。
彼は保険アナリスト出身でロッテ損害保険戦略投資担当役員として在職した経験をもとに、シュアテックの成長可能性を早期に発掘できたと説明した。続いて「シュアテックは米国自動車保険市場の代表報酬自動化プラットフォーム企業CCCインテリジェンスサービス(CCC、時価総額約8兆ウォン)に次ぐ成長を遂げる可能性がある」と付け加えた。
クァク・クォンイル代表は「保険会社と工業社が共に効用を体感できる補償インフラを構築する」とし「データ基盤の意思決定とAI自動化を通じて国内インシュアテック市場の新しい標準を作っていく」と話した。
You must be logged in to post a comment.