
忠南コンテンツ振興院(院長キム・ゴクミ)がサウジアラビア・リヤドで開かれた「BIBAN 2025」展示会に参加し、サウジの代表スタートアップインキュベーション機関であるヌムハブ(Nmohub)と業務協約(MOU)を締結した。今回の協約を通じて忠南地域スタートアップの中東進出及びグローバルネットワーク拡張が本格化する見通しだ。
ネムハトはサウジ中小ベンチャー企業部(Monsha'at)傘下機関で、中東圏創業生態系の造成と投資誘致、スタートアップ教育を主導する核心組織だ。振興院はネムハットとの協約を通じて▲スタートアップグローバル市場進出及び販路開拓▲海外投資及びIRネットワーク構築▲共同プログラム推進など多角的な協力体系を設けた。
今回の条約には、忠南天安スタートアップパーク入居会社(株)セラ(SERA Inc.)の参加が目立つ。セラは環境にやさしい複合素材およびAIモジュラー技術を保有した企業で、ネムハットのスルタンアルカフタニ会長およびサウジ基礎素材会社(Industrial Basic Material)と戦略的MOUを締結した。条約により、両側は環境にやさしい複合素材生産ラインの構築とAIベースのモジュラーデータセンターインフラ開発に協力する予定だ。
人工知能(AI)技術はサウジを含むグローバル市場で核心産業として浮上しており、市場調査機関IDCによると、AI関連投資は年平均25%以上の成長傾向を見せている。
キム・ゴクミ院長は「今回の協約が忠南スタートアップの中東進出のための実質的なきっかけになるだろう」とし、「サウジを中心としたネットワーク拡張を通じて持続的なグローバル成長基盤を設ける」と明らかにした。イベント期間中、キム院長は忠南の産業及びコンテンツ能力を紹介し、「2025-2026忠南訪問の年」の広報にも乗り出した。
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