– 前年同期比103%の売上成長…第7四半期連続平均24%の成長を維持
– 営業損失前年同期比約25%減少…売上成長と損益改善を伴う

AIベースの希少疾患診断企業スリビリアン(代表金昌原)は今年第3四半期の売上高32億ウォンを記録したと13日明らかにした。これは前年同期比103%、直前四半期比25%増加した数値だ。
スリービリオンは昨年第1四半期以降第7四半期連続売上増加傾向を見せ、四半期当たり平均24%の着実な成長傾向を続けている。第3四半期の累積基準売上は78億ウォンで、前年の年間売上58億ウォンをすでに上回っており、第4四半期には前年比年間基準2倍以上の売上達成が可能となる見通しだ。
第3四半期の営業損失は約13億ウォンで、前年同期比約25%改善した。売上成長と費用効率化が並行して損益構造が安定化しており、売上に対する営業損失比率は前年同期108%から今年第3四半期39%に減少した。
第3四半期の主な成長要因は▲AIベースの希少遺伝疾患診断サービスのグローバル需要拡大▲国内上級病院対象全長誘電体(WGS)検査供給▲製薬会社連携特定疾患診断検査の拡大などだ。
国内ではサムスンソウル病院新生児重篤子室(NICU)重症の患児対象迅速全長誘電体(Rapid WGS)検査契約を締結し、グローバル製薬会社「バイオジェン」と遺伝性神経筋疾患患者の早期スクリーニングプログラムを共同運営して国内売上成長を牽引した。
海外では欧州・中東・アジアなど約70カ国の医療スタッフネットワークベースで、遺伝診断サービスの売上が急速に拡大し、全体の売上で海外比重が約70%を占めた。また、今年上半期に発売したAI遺伝変異解析ソフトウェア「GEBRA(ゼブラ)」もSaaS形態でグローバル機関に供給され、急な売上成長を遂げている。
金昌原(キム・チャンウォン)のスリビリアン代表は「今年の四半期前年比2倍水準の売上成長を達成し、AIベースの診断技術の競争力と市場信頼を高めている」とし「売上成長とともに損益構造も徐々に改善されており、第4四半期にもこのような改善の流れが続くものと期待する」と明らかにした。続いて「国内外の医療機関や製薬会社との協力を拡大し、診断の接近性を高め、AIベースの遺伝診断分野のグローバルリーダー企業としての立地を強化する」と述べた。
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