
グローバル外国為替トータルソリューション企業セントビー( SentBe )は、デジタル資産財布専門企業アイオトラスト(IoTrust)と戦略的パートナーシップを締結し、アイオトラストが運営する暗号通貨ウォレットサービスディセント(D'CENT)にセントビーのオフランプ(Off-ramp)ソリューションを組み込み形態で連動する計画だ。
今回の協力により、ディセントユーザーは別途の外部取引所やサービスに移動しなくてもウォレット内に保有しているステープルコインを各国の法定貨幣に転換し、希望の海外口座に直接送金することができるようになる。これまでWeb3環境で活用されていたステープルコイン資産は仮想資産基盤サービスに制限的に使用されてきたが、今回の連動を通じてグローバル法定貨幣金融システムへの転換アクセシビリティが改善される見通しだ。
アイオトラストのディセントはグローバル市場で競争力を確保したコールドウォレットブランドで、全体の売上の70%以上が海外で発生している。北米を中心に世界中のユーザー基盤を拡大しており、現在約220カ国でサービスを提供している。このようなグローバル成果をもとに、アイオトラストは2025年1月から10月まで累積売上100億ウォンを突破し、12月には韓国貿易協会が主管した「第62回貿易の日」記念式で「200万ドル輸出の塔」を受賞した。
セントビーは、ステープルコインを各国の法定貨幣で支給・精算するグローバルオフランプソリューションを通じて、高い手数料や長い精算サイクルなど、既存の国境間決済システムの構造的非効率性解消に注力している。このため、技術的・法的基盤を備えたオフランプ運営能力をもとに、仮想資産ウォレットをはじめとする多様なWeb3サービスでデジタル資産の現金化を支援している。
両社は今回のパートナーシップを機にWeb3資産の流動性を拡大し、オフランプ機能連動を中心に協力範囲を段階的に拡大していく計画だ。サービスローンチング目標時点は2026年第1四半期で、現在開発及びサービス準備が進行中である。
セントビーは今回の協力が国境間の決済及び精算効率化のためのオフランプ事業戦略の一環だと説明し、アイオトラストはディセントの実用性とグローバル競争力強化のための戦略的協力だと明らかにした。
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