ウェアラブルエイアイ「リンク」、CES 2026 2部門イノベーション賞受賞

Physical AIベースの自律走行スタートアップウェアラブルエイアイ（whereable.ai、代表ペクドゥサン）が自律走行室内シャトル「linq（リンク）」でCES 2026 Innovation Awardsで「Smart Communities」と「Accessibility & Longevity」2部門。

linqは空港、リゾート、ショッピングモールなど大型の室内空間で乗客移動を支援する自律走行シャトルで、ワールドモデル(World Model)ベースのE2E(End-to-End)自律走行技術を適用し、高精度な地図なしでも走行が可能だ。車両はタッチ＆音声（VLM）で目的地を選択することができ、4輪独立駆動・操舵システムを適用して所定の回転と横移動が可能で、狭い空間でも高い操縦性を発揮する。

また、多数の車両運営のための管制システムを提供し、リアルタイムモニタリング、遠隔制御、運営統計管理など効率的な管理が可能である。現在、仁川国際空港第2旅客ターミナル専用道路で自律走行輸送車両10台が運営中であり、ウェアラブルアイは商用化用linqを独自開発し、2026年上半期の発売を目指している。

ウェアラブルエイアイはグローバル空港、ショッピングモール、リゾート、軍需など特殊目的環境に事業を拡大する計画であり、今回のCES革新賞受賞をきっかけに商用化と売上成果を本格化する方針だ。

ペクドゥサン代表は「今回のCES 2026革新賞受賞はlinqの市場性と競争力を認められた結果」とし「グローバル空港市場に進出する自律走行スタートアップに飛躍する初のボタンになるだろう」と話した。

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