
エイディン・ロボティクスはコスダック上場のための企業公開手続きを本格化するため、サムスン証券を代表主管社に選定したと9日明らかにした。同社は今回の選定以後、本格的な上場準備に着手する計画だ。
2019年、成均館大学ロボティクス・イノバトリー研究室でスピンオフしたエイジンロボティクスは、物理的接触知能分野の研究能力に基づいて約50件の源泉特許と技術を確保し、技術競争力を構築してきた。特に触覚と力・トルク感知を担当するセンサー技術を中心にフィジカルAIの実現に不可欠な核心部品企業として評価されている。
エイジンロボティクスが独自開発した力・トルクセンサは、ロボットの精密力制御と物体ハンドリングを可能にし、自動化品質を高める役割をする。この製品は海外製品に比べ約1/10水準の価格競争力を備えており、現在北米、ヨーロッパ、アジアなど15カ国400以上の機関に供給されている。
また、同社は9月からヒューマノイドロボットの手や足など様々な部位に適用できる専用の力・トルクセンサーを順次発売し、関連市場の拡大に乗り出している。これを基に国内外の主要ロボットメーカーと協業して供給を進めている。
技術競争力と成長性を認められたエイジンロボティクスは昨年ポスコ技術投資、GSベンチャーズ、サムスンネクスト、CJ大韓通運などからシリーズB段階で150億ウォンの投資を誘致した。
イ・ユンフン代表は「IPO主管社選定が資本市場進出のための体系的な準備の出発点」とし、「独自技術を基盤にグローバルフィジカルAI時代に必要な核心感覚を提供する企業に成長する」と明らかにした。
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