
人工知能専門企業(株)ラピッチ(代表アボムソク)は中小ベンチャー企業部が主管する'スケールアップティップス(SCALE-UP TIPS)'支援プログラムに選定されたと明らかにした。
スケールアップチップスは政府と民間投資会社が協力して技術力と成長潜在力を保有する中小ベンチャー企業を支援するプログラムで、選定企業は最大3年間の技術開発およびグローバル進出のための資金を支援される。ラピッチは今回の選定を通じて研究開発(R&D)分野で総11億4千万ウォンの資金を確保し、民間運営会社としてはベンチャーキャピタルキャプストンパートナーズが参加する。
ラピッチは今回の事業を通じて「多重AIエージェントオーケストレーションベースのインテリジェントメタヒューマン相談システム」の開発に着手する。
研究開発の主な内容は▲Hybrid LLM(大規模言語モデル)ベースのマルチエージェントオーケストレーションシステム▲ユーザーの視線・感情認識を活用したHRI(人間-ロボット相互作用)制御及びリアルタイム同期技術▲オントロジーベースの知識構造化及びRAGベースの検索・生成知識システム構築などである。
今回の課題はラピッチが主管機関として参加し、AI映像分析専門企業「ウィッシュ」が共同研究機関として協力する。両社は技術融合による共同研究開発体系を構築し、メタヒューマンベースのリアルタイム相互作用技術の完成度を高める予定だ。
アボムソク・ラピッチ代表取締役は「今回のスケールアップチップス選定をきっかけに最新のAI技術を融合したインテリジェントメタヒューマン相談システムの開発にスピードを出すだろう」とし「AIが単純応対を超えて人間的共感とコミュニケーションが可能な相談環境を具現し、多様な産業分野で新たな顧客体験とサービス革新を提示します。
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