
ドゥナムの投資専門子会社ドゥナム&パートナーズ(代表イ・ガンジュン)はフランス中性原子ベースの量子コンピューティング技術スタートアップパスカル(Pasqal)に投資したと30日明らかにした。
パスカルは2D・3D配列の中性原子を活用した量子コンピューティング技術を開発しており、グローバル大企業パートナーと共に▲ヘルスケア▲金融▲エネルギー▲放散▲モビリティなど多様な産業群で量子コンピューティング技術の商用化を主導している。
パスカルは韓国を基盤にアジア太平洋初の国際公共・民間量子コンピューティングパートナーシップを推進、国内で50人以上の高度な研究人材のための雇用を創出し、中性原子ベースの量子処理ユニット(QPU)を導入するなど量子アルゴリズム及び産業応用研究開発を本格化し、韓国をグローバル量子生態系の核心拠点としている。本パートナーシップは産業通商資源部とソウル特別市が支援する。
ロイック・アンリエ(Loïc Henriet)のパスカル代表は「LG電子とドゥナム&パートナーズの投資、そしてソウル市との協力を通じてアジア太平洋地域で量子コンピューティングの導入を加速できる独歩的な生態系を構築することになった」と伝えた。ワシク・ボカリ(Wasiq Bokhari)パスカル理事会議長は「韓国進出はパスカルが世界レベルの企業や研究機関と協力できる戦略的拠点」とし、「アジア太平洋市場で量子技術の商用化をリードする重要なマイルストーンになるだろう」と強調した。
イ・ガンジュンドゥンアンド・パートナーズ代表は「パスカルはグローバル量子技術の新たな標準を提示し、既存のコンピューティングの限界を超えた技術を商用化する可能性を持つ企業」とし、「韓国内の研究および産業協力を通じて国内の量子コンピューティング生態系の成長に寄与すると期待する」と述べた。
一方、ドゥナム&パートナーズは韓国クレジットデータ、トラベルウォレット、リベリオン、クラフトテクノロジー、イノクラスをはじめ72のスタートアップに累積2067億ウォンを投資してきた。
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