
電子メールセキュリティ専門企業(株)キウォンテック(代表キム・ドンチョル)が情報セキュリティ企業(株)マークアニー(代表最高・チェ・ジョンウク)とインドネシア総板契約を締結して東南アジア市場進出に拍車をかけている。
キウォンテックは去る10月14日インドネシアジャカルタで開かれたセキュリティ展示会IndoSec 2025現場でマークアニーとインドネシア地域総板契約を締結した。今回の条約は、国際標準ベースの電子メール統合セキュリティソリューション「イージープラットフォーム(EG-Platform)」の東南アジア市場拡散のための戦略的措置として評価される。
両社は契約締結翌日の15日、ジャカルタ・シャングリ・ラホテルで開催された「マークアニー・インドネシアセミナー2025」に共同参加し、製品および技術を紹介した。キウォンテク金忠韓副社長はこの日セミナーで「金融圏電子メールセキュリティの国際標準適用事例」をテーマに発表を進め、ITU-T X.1236国際標準を遵守する「イージープラットフォーム」のセキュリティ性と技術力を紹介した。
イージープラットフォームはスパム遮断、発信セキュリティ、添付ファイル管理機能を統合した電子メールセキュリティプラットフォームで、OCR(光学文字認識)を活用してメール本文内の機密情報を含めるかどうかを検出する機能を備えている。現在8種以上の個人情報項目を識別可能であり、独自開発したセキュリティエンジンを通じて多様な外部システムとの連動性も確保した状態だ。
起源テックは今回の契約を契機にインドネシア金融圏を対象とした概念検証(POC)を開始し、今後現地産業全般への技術拡散の可能性も共に検討する計画だ。マークアニーは総板契約を通じて起源テックソリューションを現地に供給し、自社情報セキュリティ製品群とのシナジーを図る予定だ。
マークアニーは1999年に設立された国内情報セキュリティ企業で、DRM、文書偽造防止、AI映像分析、CCTVセキュリティなど多様な分野で事業を展開している。現在、14カ国にわたって約3,500以上の顧客会社を保有しており、グローバルコンテンツ企業から認証を受けた非可視性透かし技術など独自の技術力を保有している。
キウォンテクキム・ドンチョル代表は「マークアニーとの協力を通じてインドネシアおよび東南アジア市場進出の足場を設けた」とし、「両社の技術力と市場経験を組み合わせて東南アジア地域のセキュリティ需要に積極的に対応し、グローバル個人情報保護環境に適合するソリューションを継続的に供給する計画」と明らかにした。
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