
AI・クラウド大手企業メガゾーンクラウド(代表、ヨン・ドンフン)が釜山国際映画祭(BIFF)でクラウドとAI技術を適用したメディア製作ソリューションを披露する。
メガゾンクラウドは来る17日開幕する釜山国際映画祭の一環で20~23日ベクスコ(BEXCO)第2展示場で開催される第20回アジアコンテンツ&フィルムマーケット(Asian Contents & Film Market・ACFM)にアマゾンウェブサービスとの編集、Amazon Web Services、以下、資産管理、展開まで、全過程をクラウドベースでつなぐメディア特化ソリューション3種を紹介する。また、観覧客がクラウドとAI技術を活用した映像編集環境を現場で直接体験できるようにし、共同セッションを通じて放送と映画制作現場で実際に適用されたクラウド活用事例も共有する予定だ。
最近、業界は高品質の視覚特殊効果(VFX)レンダリング需要と生成型AIによるコンテンツ制作量が爆発的に増加しつつ、既存のローカル機器では余裕が難しい転換点を迎えている。これにメガゾーンクラウドは観覧客が直接クラウドベースの制作環境を体験できる空間を設け、機器の限界を超えた次世代制作ワークフローを現場で鮮やかに経験する機会を提供する計画だ。
ブースには低仕様の体験用ノートパソコンが用意され、観覧客はメガゾーンクラウドのクラウド編集ソリューションをSPACE Editを活用して高仕様クラウドインスタンスに接続して直接映像を編集してみることができる。特に、外付けGPUのない低仕様環境でも、プロの映像編集ソフトウェアであるAdobe Premiere Proを通じて多層編集を行うことができ、一般的にローカル機器では難しい作業をクラウド環境で自由に体験できる。
また、メガゾーンクラウドは、同じプロジェクトに複数のノートパソコンを同時に接続し、リアルタイムで共同編集するコラボレーション機能を実演する。これにより映画・放送制作現場で複数の参加者が一つのプロジェクトを一緒に編集する新しい制作方式を直接確認することができる。他にもグローバル映像マルチモーダルAIスタートアップトウェルブラップスとのコラボレーションを通じてAIベースの映像検索と編集支援機能も実演する。観覧客は膨大な映像データから希望のシーンをAIで素早く見つけ、これを編集に反映して見ることができる。
今回紹介されるメディア特化ソリューションはSPACE Edit、SPACE Render、SPACE DAMの3つだ。 SPACE Editは、場所や機器の制約なしにインターネット環境でAdobe Premiere ProやEdiusなどの高性能編集ツールを実行できるクラウド編集ソリューションです。 SPACE Renderは、大規模なレンダリングを迅速に処理し、コストとリソースの使用状況をリアルタイムで管理できるレンダリングソリューションです。 SpaceDAMは映像・画像・オーディオ資産を統合管理し、完成したコンテンツをYouTube・OTT・放送など多様なチャンネルに自動変換・配信するコンテンツ資産管理ソリューションだ。
技術セッションでは、メガゾーンクラウドエンジニアがVFXベースの広告コンテンツ制作会社ラビットワークとともにSPACE Renderを活用して業界初に構築したクラウドレンダリング事例を発表し、実際の映像プロジェクト過程での問題解決過程を共有する。カンファレンスセッションでは、シニアソリューションズアーキテクトが世界的なVFX制作会社であるWetaFX、Netflixなどのメディアやエンターテイメントの顧客がコンテンツ制作、VFXレンダリング、大規模ストリーミング、AIベースの推薦などを実装するためにAWSをどのように活用するかを共有します。参加者はリモートでも同じ編集環境を実装する方法、分散レンダリングで時間を短縮する方法、完成した映像をさまざまなチャンネルに簡単に配布する過程まで確認することができる。
メガゾーンクラウドメディアユニットキム・スンリョンユニット長は「メガゾーンクラウドはクラウド専門性とAI技術を基にメディア制作過程全般を効率的に連結し、製作者が技術的制約に拘らず創作に集中できる環境を作っている」とし「今回のACFM展示では観覧客がクラウドベースの制作方式を直接体験し、 」と述べた。
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