
非侵襲連続血糖測定器開発企業アポロンが中小ベンチャー企業部の「グローバル協力型R&D課題」に最終選定された。今回の課題を通じて、アポロンは米国MITとともに次世代非侵襲連続血糖測定器を開発し、臨床的有効性を検証する計画だ。
'グローバル協力型R&D'は、国内中小ベンチャー企業が海外先導研究機関と共同研究開発を遂行してグローバル技術競争力を確保し、海外市場進出を加速化するよう支援する新規プログラムだ。今回の課題には3年間で合計15億ウォンが支援され、2025年には合計49の課題が選定された。
アポロンは今回の研究で▲ラマン分光ベースのグルコース特異的小型光学系開発▲信号対雑音比(SNR)向上のための小信号アンプ開発▲システム統合用駆動ハードウェア開発▲装置の有効性検証を推進する。
グローバルパートナーとしては、MITレーザー生医学研究所(Laser Biomedical Research Center)が参加する。同研究所は30年近くラマン分光ベースの血糖測定研究を続けてきた世界的研究チームで、カン・ジョンウン博士とピーター・ソ教授が共同責任研究者(PI)として参加する。特にカン博士はハーバード医科大学とMITで15年以上非侵襲体内(in vivo)血糖測定を研究してきており、2020年Science Advancesに世界で初めてin vivoブドウ糖ラマン信号を確認した論文を発表したことがある。
アポロンCTOチュ・ミヨン博士は「小型非侵襲血糖測定器は遠い未来の技術ではなく目の前に迫ってきた革新」とし「MITの長年の研究成果とアポロンの小型光学センサー技術が結合して全世界糖尿人の生活を画期的に改善できるだろう」と明らかにした。
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