
AI医療コミュニケーションプラットフォーム企業ワイズエーアイ(代表ソン・ヒョンソク)が病院電子義務記録(EMR)システムとは無関係に、すべての医療機関にAIサービスを提供できる技術特許取得したと9月2日明らかにした。
今回の特許を通じて、ワイズエイアイは既存のEMR企業のデータ連動制限によりサービス利用が難しかった病院を新規顧客として確保できるようになった。国内のAI医療ソリューション企業は、これまでEMR企業のセキュリティの懸念によりデータ連携に困難を抱えており、これによりEMR使用病院がAIサービスを導入することに制約があった。
ワイズエイアイは、1年間の自社技術開発の末、既存のロボットプロセス自動化(RPA)企業との提携で発生したコストとローカライゼーション問題を解決しようと、EMR専用RPA技術と画面認識AI-OCR技術を独自に開発した。これに基づいてEMR企業に依存しない独立したシステムを構築した。
特許技術の核心はアウトバウンド用個人化チャットボットシステムで、患者のEMRデータをRPA技術を通じて安全に抽出した後、個人別診療履歴と状況に合わせてカスタマイズされたチャットボットを自動生成・配布することができる。これは、既存の一括的なお知らせやマーケティングとは異なり、患者個人に定期検診案内、施術後の事後管理、カスタマイズされた健康アドバイスなどカスタマイズされたコミュニケーションを提供する点で差別化される。
今回の特許確保により、ワイズエイアイは病院別のカスタム患者管理システムを一層精巧に運営できるようになった。 EMRデータのアクセシビリティが向上するにつれて、病院は特定の患者グループを対象としたきめ細かいアウトバウンドコールとテキスト送信を可能にしました。例えば、6ヶ月前にインプラント施術患者に定期検診案内をしたり、美容施術後1ヶ月経過したお客様に事後管理連絡をする式だ。現在ワイズエイアイは歯科用18種、整形・皮膚科用4種のAIアウトバウンドテンプレートを運営中であり、年内計37種に拡大する計画だ。
ソン・ヒョンソクワイズエイアイ代表は「セキュリティ問題でEMR直接連動が難しかった病院にもサービスを提供できるようになり、EMR連動作業期間も既存の2~3ヶ月から1ヶ月以内に短縮された」と説明した。続いて「アクセスが難しかった病院の顧客確保でAIソリューション市場シェア拡大に重要なきっかけになるだろう」と話した。
- 関連記事をもっと見る
You must be logged in to post a comment.