
医療機器専門企業メディアナは、中東地域の顧客拡大のために来る27日から4日間開かれるドバイ世界貿易センターで開かれる中東最大医療機器展示会「アラブヘルス2025(Arab Health 2025)」に参加すると22日明らかにした。
中東地域は高齢化により高齢者人口および慢性疾患が増加しており、医療機器への輸入依存度が高い。死亡原因1位の心血管系疾患により除細動器などの緊急医療市場も急速に成長している。
すでに中東1位の消防産業体であるナフコ(NAFFCO)に、アンビランス用医療機器供給を通じて中東地域の顧客拡大の可能性を確認した。
メディアナは今回の展示会で「最高の緊急医療ソリューション(Leading Emergency Solutions)」をテーマに、自動心臓衝撃器(AED)、高級型心臓衝撃器(Monitor/Defibrillator、MDD)などを展示する予定だ。
自動心臓衝撃器は映像60度でも使用可能な製品だ。中東の高温環境に最適化されており、空港や鉄道駅、スポーツ競技場など公共施設の室内外どこにでも設置できる点が長所だ。また、AEDリモート管理システム(RMS、Remote Management Solutions)を通じて、動作状態、使用履歴など様々な場所に設置されたAED機器を効率的に管理することができる。
高級型心臓衝撃器は、患者の心電図、心拍数、血圧、体温などの生体信号をリアルタイムで監視し、心停止時に心臓除細動が可能な製品だ。病院内の緊急室、手術室、回復室はもちろん、病院前段階の緊急段階で活用可能だ。アンビレンス患者移送時、遠距離中央監視システム(MD RMS, Monitor/Defibrillator Remote Management Solutions)で生体信号を近隣病院にリアルタイム送信し、患者受容可否判断及び迅速な患者対応が可能な利点がある。
メディアやイ・ソンホ応急医療ソリューション事業代表は「中東およびアフリカの除細動器市場は年平均8%以上成長しており、既存の国内、ヨーロッパに続いて中東の顧客拡大を通じて売上成長に大きく貢献すると期待される」とし「応急医療ソリューションの競争力確保のためにはRMSのようなソフトウェア(SW)の接木が必須要素であり、メディアや医療機器に系列会社セルバスのAIとSW技術融合・複合を通じてAI医療ソリューションで差別化していくだろう」と明らかにした。
メディアナはAED、MDDの他にも、患者監視装置(Patient Monitor)、バイタルサインモニター(Vital Sign Monitor)も今回のイベントで一緒に展示する予定だ。会場のブース番号はH7 E30です。
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