
法務法人ミッションとスタンフォード革新デザイン研究センター(Stanford Center for Innovation and Design Research、以下SCIDR)が共同主催した「Stanford Global Salon」が14日(現地時間)、米国スタンフォード大学で盛況裏に開催された。
今回のイベントでは、急変する国際情勢と国内外的不確実性の中で韓国-アメリカクロスボーダーカンパニーに進みたい企業と創業者のために準備された。 2025年トランプ元大統領の再集権で米国優先主義(America First)基調が一層強化されると見込まれる中、ビザ規制強化、外国人投資委員会(CFIUS)審査権限強化、技術保護主義など主要懸案が及ぼす影響及び国内外的不安定性に対処するための戦略が議論された。
まずキム・ソヒョンSCIDR教授の開会会社を皮切りに、法務法人ミッションのキム・ソンフン代表弁護士の「転換の時代、クロスボーダーカンパニー戦略」をテーマに基調講演が行われた。キム・ソンフン代表弁護士は全世界的に現れる民主主義の弱化と政治的混乱、資本家的観点から国家権力を理解する超強大国指導者の登場がもたらす現時代を「企業国家的帝国主義」時代に定義し、これらの時代がもたらす資本市場の集中と標準の一体化多くの国の資本市場と市場を効果的に活用して成長できるCross Border Company Strategyが必要であることを強調した。
また、Cross Border Companyになるためには、2カ国以上の法律を統合的に理解し、意思決定を下すことができるManagement能力と、2カ国以上の資本市場に連結できるFlexibility、新しい国家市場にアクセスできる地域別、産業別のSocial Capital(情報、信頼、ネットワーク)を構築する必要があることを強調した。その後、プライマー司祭のパク・イアンパートナーとキム・ソンフン弁護士は「転換機のクロスボーダー戦略」をテーマにファイアサイドチャット(fireside chat)を進行した。週刊シリコンバレーの発行者でもあるパク・イアンパートナーは、米国進出スタートアップが資本市場と商品市場で成功するための戦略について実質的なインサイトを与えた。続いたネットワーキング時間ではスタートアップ関係者、シリコンバレー創業家、投資家、学生間の交流が活発に行われた。
第1部スタンフォードグローバルサロンに続き、第2部ではダベンチャーズ(TheVentures)とおしゃれライオンのようにこの共同主催した「シリコンバレー創業家ネットワーキング」イベントが開かれた。キム・ソヒョンスタンフォード教授をはじめ、ダベンチャーズの門支院共同創業者、Kurated Agencyのイソラ創業者がパネルとして参加し、「K-Wave: The End of a Trend or the Rise of a New Global Industry?」をテーマに深い議論を広げた。最後に、3部では1、2部の参加者が一堂に会し、自由なネットワーキング時間を持った。
200人余りが参加した今回のサロンは、単純海外法人設立を超えた実質的なローカライズ戦略、成功した投資誘致方案、Go to Market戦略など実用的なインサイトを提供し、参加者の高い呼応を得た。グーグル、フェイスブック、インスタグラムなどグローバルイノベーション企業が誕生したスタンフォード大学で開催された今回の行事は、不確実性が高まる米国市場で新たな成長機会を模索する意味ある席だったという評価を受けた。
キム・ソンフン代表弁護士は「急変するグローバル環境の中で、今やすべての企業はCross Border Companyとしての戦略を用意しなければならないと強調し、ミッションはCross Border Companyとして、私たちの創業者が国境を越えて進む道において情報と信頼、ネットワークを構築することに先立ち」と明らかにした。
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