
二次電池及びOLED機器専門企業であるアバコ(代表キム・グァンヒョン)がドイツシュミドグループとの協力を通じてガラス基板市場進出に速度を出していると明らかにした。
2018年アバコと戦略的提携で設立された合弁法であるシュミッドアバココリアは、2019年にPCB乾式工程装置の開発に成功し、これを基にガラス基板を用いたパッケージング製造工程にも適用できる技術力を確保したと会社側は説明した。 。
現在、アバコはこれを活用してガラス基板市場への拡張可能性を検討しており、グローバルモバイルおよびIT企業に検証のための供給議論を進めていると伝えた。
シュミドアバココリアは、プラズマを用いたドライ洗浄及びエッチングの他に、電極蒸着工程を連続実行できる装置を開発し、PCB及びガラス基板に微細線幅のパターン及びホール加工が可能であると明らかにした。
この装置はAI半導体および高性能電子製品産業に適用できるだけに、アバコは先に中国、台湾、ヨーロッパおよび米国の顧客に研究開発(R&D)用の機器6台を供給したことがあり、本格的な量産装置供給のための初期性能検証を完了した状態だと説明した。
アバコは今年第1四半期内には北米最大の電子製品製造企業の協力会社にガラス基板およびPCB基板製造量産検証のための機器受注のために協議中だと明らかにした。
アバコ関係者は「シュミドアバココリアが開発した装備は独歩的な競争力を備えたと評価され、需要が増えると期待される」とし「シュミドグループのナスダック上場成功を契機にグローバル市場進出がさらに活発になるだろう」と伝えた。
一方、アバコは2月19日から21日まで開かれる全世界最大規模の半導体展示会「SEMICON KOREA 2025」に該当機器を展示広報する計画だと明らかにした。
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