
シーメンスの韓国法人韓国シーメンス(代表取締役・社長定荷重)は、ドイツ・ピュルト(Fürth)に位置するシーメンス事業場が世界経済フォーラム(World Economic Forum、以下WEF)から「持続可能性灯台工場(Sustainability Lighthouse)」に選定されたと言った。
世界経済フォーラムは、第4次産業革命技術を先導する製造業リーダーで構成されたコミュニティである「グローバル灯台ネットワーク(Global Lighthouse Network)」に17のサイトを新たに追加すると14日発表した。その中でシーメンス・ピュルト工場を含む5つのサイトは、炭素中立(net-zero)目標と脱炭素化、循環経済を追求し、先端技術を通じてエネルギー、温室効果ガス、廃棄物削減、水消費削減に画期的な変化を遂げた功労を認められ、「持続可能性灯台工場」に選ばれた。現在まで30カ国以上、35の産業分野にわたって総189の事業場が属するネットワークで、たった25の事業場だけが持続可能性灯台工場として栄誉を抱いていた。
セドリック・ナイケ(Cedrik Neike)シーメンスグループ経営理事会のメンバーおよびデジタル・インダストリー代表は、「今回の第4灯台工場選定は、ドイツのアンベルク、エルランゲン、中国成都とともに持続可能な製造分野でシーメンスの先導的な地位を再び立証一例」とし、「フュルト工場の優れた成果を認められたとともに、持続可能性と生産性はもはや矛盾する用語ではなく、一緒に行くことができることを証明し、この革新は自社の運営に役立つことを超えて、顧客に環境にやさしく収益性の高いソリューションを提供することに貢献するだろう」と伝えた。
ピュルト工場はシーメンスグループ全体の目標より4年前の2026年まで炭素排出ゼロ化達成目標に向かっている。シーメンスのインテリジェントエネルギーシステムにより、処理単位当たりのエネルギー消費を64%、温室効果ガス排出量を72%削減するとともに、145%の生産量増加を達成した。それだけでなく、自己修理サービスで効率的な循環性を確保することで、2019年から2023年まで事業場で発生する処理単位当たりの産業廃棄物も47%も減った成果を認められた。 1954年に設立されたシーメンス・ピュルト工場は、13年前の2012年から事業場内に持続可能性チームを作り、エネルギー消費と温室効果ガス排出量を減らすための体系的なプロセスを樹立し、目に見える成果を収めた。
- 関連記事をもっと見る
You must be logged in to post a comment.