
二次電池製造装置専門企業のハナ技術(代表取締役オ・テボン)が国内バッテリーメーカーから全固体高温高圧プレス装置(Warm Isostatic Press、以下WIP)受注を確保したと明らかにした。最近正式発注書(PO)を受け取ることで今年上半期パイロットラインに該当装備を供給する予定だ。
今回一つ技術が受注に成功したWIPは、全固体電池組立工程で必須に求められる次世代核心機器であり、高温と高圧を同時に実現し、固体電解質と電極素材との密着度を高め、電池の耐久性と品質を向上させる。
特に、一つ技術が開発したWIP「HNP System for Solid State Battery(製品名)」の場合、火星工程で追加の熱処理や圧力工程を最小化し、生産ライン全体の効率性と生産性を高めることができる装置だと会社側は説明した。
ハナ技術関係者は「過去全固体バッテリー機器を製作しながら蓄積してきた技術力とノウハウをもとにHNP System for Solid State Batteryの開発に成功し、今回のパイロットライン受注を通じて組立から火星工程まで合わせるターンキー(Turn-Key) )ソリューション専門メーカーに飛躍することになった」と伝えた。
続いて「今年上半期パイロットライン供給を通じて工程最適化と技術検証を進める予定であり、今後量産ライン構築のための基盤を築く計画」とし、「今後も顧客の多様なニーズに応えるため、継続的な技術開発と品質向上に最善を尽くす」と付け加えた。
最近、グローバル企業が2027年から2030年まで全固体バッテリーの商用化を目指している中、一つ技術は持続的な技術開発を通じて市場主導権の確保に拍車をかける計画だと明らかにした。
またハナ技術は4月、米国ジョージアで開かれる北米最大二次電池展示会「The Battery Show South 2025」に参加し、今回供給するWIPを含む全固体バッテリーターンキーソリューションを披露する予定だ。これにより、国内外の顧客会社との接点を拡大し、次世代バッテリー市場でのリーダーシップをさらに強固にする計画だと説明した。
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