
韓方および美容医療機器専門企業東方メディカル(代表取締役キム・グンシク)がコスダック市場上場のために来る16日から機関投資家対象需要予測を再開する。
東方メディカル関係者は「昨年11月、株式市場の低迷が続いて公募株主の期待に応えられない状況だと判断して撤回を決定した」とし「依然として市場の不確実性は存在するが、2025年が会社が一段階成長するための重要な時期なので、東方メディカルが持つ独歩的な技術力と国内外市場で収めた成果を基に自信を持って上場を再推進することになった」と説明した。
東方メディカルは12月6日に証券申告書を再提出し、該当申告書は31日に効力が発生した。会社は1月16日から22日まで5営業日間、機関投資家対象需要予測を進行して最終公募家を確定して来る2月3日と4日一般請約を進行する。 2月3日には総公募株式数の6%に該当する18万株に対し、韓国の株主組合の申請も共に進行し、同月のコスダック市場上場予定だ。
総公募株式数は340万1029株から300万株に41万株ほど減り、1株当たり公募希望価は9000ウォン~1万500ウォンで以前と同じだ。今回の公募を通じて約315億ウォン(公募が上段基準)を調達する。東方メディカルは最近、ブラジルフィラー生産企業PHD社、ロシアR-PHARM社などと大規模供給契約を締結するなど、今後フィラーを含む美容医療機器部門の生産量が増加すると予想している。これにより、公募資金使用計画で生産設備及び施設投資の割合を47億ウォンに増やした。
東方メディカルは漢方針や副港カップなど漢方医療機器事業で始まり、最近フィラー、吸収性縫合糸、各種特殊針など美容医療機器分野に事業領域を拡張した。特にHAフィラーの主原料であるヒアルロン酸の変形を最小化する「PNET」架橋技術と吸収性縫合糸製造技術力、漢方医療機器分野の長年のノウハウを融合した針先製造技術など自社技術力で市場で良い評価を受けている。
同社の昨年第3四半期までの累積売上は別途基準約770億ウォン、営業利益121億ウォンだ。このうち美容医療機器部門の売上は456億ウォンで59%の割合を占めている。美容医療機器部門が最近3年間で42.3%で大幅な成長率を見せている中、同社は中国とインドネシアの現地法人を筆頭に、新規海外法人設立及びグローバル市場拡大に速度を出している。
キム・グンシク東方メディカル代表は「東方メディカルはこれまで直前事業年度を上回る実績成長を着実に成し遂げており、これをもとに今年は世界1、2位の美容成形市場を成している米国とブラジル市場進出を本格化する予定」とし「漢方医療機器部門の安定した実績をもとに、美容医療機器部門の売上比重を2028年までに81%に拡大し、グローバルエステメディカル企業に飛躍するだろう」と話した。
- 関連記事をもっと見る
You must be logged in to post a comment.