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微生物実証支援センター、バックスダイム・カトリック医大と共同開発に着手

01/06/2025

全南華順微生物実証支援センター(センター長チョ・ミン、以下センター)は、バックスダイム(代表キム・ソンジェ)とカトリック大学医科大学微生物学校室(ソ・サンウク教授研究チーム)と共に「次世代日本脳炎ワクチン」を共同開発すると3日に明らかにした。

センターは2025年上半期までバックスダイムとカトリックの大微生物学校室が確保した研究結果をもとにGMP施設で大量生産が可能になるように工程を高度化する計画だ。特に臨床試験段階でワクチンの安全性と試験承認の可否が決定されるだけに、今回の開発段階は新薬開発前サイクルで非常に重要な時点である。

今回の次世代日本脳炎ワクチンは遺伝子組換えウイルス類似粒子生産技術が適用され、既存の第1世代生ワクチンおよび四ワクチン対比生産性と品質管理の面でより優れている。また、国内流行中の5型日本脳炎ウイルスに対して既存ワクチンが効果的な防御が不可能であるという研究結果が発表され、次世代ワクチン開発の必要性がさらに切実になった。

バックスダイムは2021年に設立され、「微生物ベースのタンパク質抗原迅速生産源泉技術」を基に革新的なワクチン開発をリードするバイオベンチャー企業だ。既存ワクチンに比べて高い安定性と経済性を備えた技術を基に、新種感染病に備えられる源泉技術を保有し、次世代ワクチン市場で競争力を認められている。今回の日本脳炎ワクチンだけでなく、インフルエンザワクチンを含む今後のファンデミック対比ワクチン開発に注力している。

センターは2017年産業通商資源部と全羅南道華順郡の支援で設立されて以来、現在までに30以上の製品の工程開発を成功裏に遂行してきて、今回のプロジェクトに対する自信を表わした。最近、2024年11月にGMP適合判定書を更新し、公共CDMO(委託開発生産)への役割を強化している。

バックスダイムとカトリック医大微生物学教室ソ・サンウク教授研究チームの関係者は、2025年中に臨床開発計画書(IND)を食品医薬品安全処に提出すると明らかにした。最近の研究を通じて、国内で流行している5型日本脳炎ウイルスの高い致命率と既存ワクチンの低い防御効能が確認されただけに、新しいワクチン開発が必須であることを強調した。

一方、ユニセフ(UNICEF)日本脳炎市場報告書によると、日本脳炎ワクチン市場市場規模は2023年3兆2千億ウォンから2031年5兆5千億ウォンまで成長すると見込まれる。今回の次世代ワクチンが開発されれば、こうした市場需要を吸収できると期待される。


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