
二次電池製造装置専門企業のハナ技術(代表取締役オ・テボン)が業界最高水準の超高速二次電池スタッキング装置をフランスに初出荷したと明らかにした。
これに先立ちハナ技術は2023年12月と2024年6月の2回にわたって二次電池高速スタッキング量産ライン及び設備供給契約を締結したところ、該当契約件の最初の成果だと会社側は伝えた。今回一つ技術が供給する装備は、ポーチ型ラジセル(600mm)基準超高速速度と±50μm以下の精密性を備えており、既存の工程比効率性と品質面で新しい基準を提示すると説明した。
特に韓国機械研究院が最近発表した報告書によると、グローバル二次電池製造装置市場が2030年までに50兆ウォン規模に成長すると予想するだけに一つ技術は今回出荷した装備を通じて全世界二次電池メーカーに強力な競争力を提供できるものと見られる。
ハナ技術関係者は「今回のフランス輸出は、一つ技術のグローバル進出戦略の一環として、世界各国の二次電池メーカーに高性能スタッキングソリューションを提供する計画」とし「今後も技術革新を通じて二次電池量産プロセスの効率性と精密性をさらに一歩引き上げて二次電池産業の成長に貢献する」と述べた。
一方、ハナ技術は最近、人工知能(AI)技術を組み込んだ「HNXスマートスタッキングe+」機器を成功裏に発売し、スタッキング工程の精密制御と品質管理を革新的に改善している。同機器は高い生産性とともに品質安定性を強化するなど、顧客の多様なニーズを満たすことに大きな貢献をしていると会社側は伝えた。
ハナ技術はこの他にも今年上半期の大型プロジェクト受注を目標にグローバル顧客会社との協力強化を計画していると明らかにした。新規顧客会社確保のための持続的なマーケティング活動と差別化された技術力をもとに、グローバル市場での立地をさらに拡大していく計画だ。
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