
クラウド大手企業メガゾーンクラウドがヨム・ドンフン元アマゾン本社役員を迎え、新任総括代表に選任した。
ヨム・ドンフン新任代表はメガゾーンクラウドの最高経営責任者(CEO)で事業全般を総括し、幅広い視野でグローバル成長をリードする予定だ。 CSP、ISVとのパートナーシップ拡大を通じた事業拡大とグローバル視点での戦略的投資も主管する予定だ。また、新たな成長動力として注目されているAIの拡散を先導するために、生成型AIサービスを基盤とする新規事業も積極的に拡大する計画だ。
メガゾーンクラウドの創設者であるイ・ジュワン代表は理事会議長を務め、蓄積された経験をもとにIPOの準備と新しい事業領域の開拓と将来戦略の樹立と投資先の発掘に集中する。既存のAWS事業部門を率いていたファン・インチョル代表は、CRO(Chief Revenue Officer)を引き受け、国内事業および海外法人の売上を担当し、ビジネス成長とともに機敏で能動的な組織文化を作り、顧客の満足度を高めることに注力することにした。
塩代表はアマゾンやグーグルなどグローバル企業で約30年間のキャリアを積み、デジタルイノベーションと戦略パートナーシップ開発を主導してきた未来志向の技術産業リーダーとして評価される。 AWSグローバルパートナー組織を率いる間、アクセンチュアやデロイトなどグローバルシステムインテグレータ、スノーフレークとデータブリックスなど革新的なソフトウェア企業を含む10万以上のパートナーで構成されたグローバルエコシステムを総括するチームを率いて、パートナー貢献売上を2倍以上増やした。
それに先立ち、AWSコリア代表として在職中には、インド・イギリス・フランスなど大規模市場が形成された国々に先立ち、国内にデータセンターを設立する成果を引き出した。このような戦略的事業運営でAWSコリアは塩代表在任期間、国内企業向けクラウドサービス市場で圧倒的シェアを確保したリーダーに成長した。
MITで電気工学及びコンピュータ工学を専攻した塩代表は、デジタルコンサルティング及び開発サービス企業のCEOとして創業家的経験も保有している。
グローバル文化に対する深い理解に基づいた合理的なリーダーシップで、固城と組織を構築する上で検証された力量を保有しているヨン・ドンフン代表の獲得を通じて、メガゾーンクラウドは価値ベースの経営、協力的パートナーシップによる革新促進などを加速する方針だ。
イ・ジュワン議長は「これまでの成長をもとにメガゾーンクラウドが新たな挑戦を控えている時点で、幅広い経験と検証された能力を備えた塩代表が合流して大きな力になると信じている」とし、「グローバル事業拡大と新規市場進出はもちろん、既存ビジネスの飛躍にも重要な役割を期待する」と話した。
ヨム・ドンフン代表は「イ・ジュワン議長をはじめとする経営陣が2800人余りの優秀な職員たちと一緒に作り上げた成果に大きな感銘を受けた」とし「最高のクラウド専門性とパートナーエコシステムをもとに、急速に変化する市場の流れに一歩先んじて新しい機会を捉え、成果につなげる旅に共にできるようになった。
塩代表はまた「メガゾーンクラウドが構築してきた様々な事業をグローバル市場にさらに拡大する作業とともに、業務体系と文化もそれに合わせて変化するようにする努力を並行する」と話した。
メガゾーンクラウドおよびメガゾーン関係会社は2800人余りのクラウド専門人材をもとに国内クラウドMSP業界初のユニコーン企業に登場し、2023年に1兆5106億ウォンの売上を達成した。国内に加え、米国、日本、カナダ、オーストラリア、中国上海・北京、ベトナム、香港、シンガポールなど海外8カ国で現地法人も運営している。
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