
電子顕微鏡ベースの融合産業機器専門企業コセンが科学技術情報通信部傘下の研究開発特区振興財団が推進するAIグローバルビッグテック事業の2段階課題に最終選定されたと9日明らかにした。
AIグローバルビッグテック事業は、研究開発特区内の大学や政府出演研究機関など公共研究機関が保有する人工知能技術と研究インフラを活用し、グローバル競争力を備えた人工知能企業を育成し、海外市場進出を支援するためのプログラムだ。コセンは今回の事業を通じて3年間で合計46億ウォン規模の研究開発資金を支援されることになる。
コセンが今回の課題で開発を推進する技術は、AIベースの大気圧電子顕微鏡Eirtron 300-AIだ。当該装置は、既存の電子顕微鏡が主に真空環境でのみ分析が可能だったのとは異なり、大気圧環境でも試料を分析できるように設計されたのが特徴である。
コセンは今回の事業をきっかけに半導体アドバンストパッケージング工程適用を主要目標に市場拡大戦略を推進する計画だ。半導体微細工程とパッケージング技術が高度化し、工程段階での高速・高精度検査需要が増加している中で、AIベースの大気圧電子顕微鏡を活用した工程分析技術を通じて次世代検査ソリューションを開発するという構想だ。
また、コセンは韓国電子通信研究院(ETRI)と国内主要大学研究陣と協力して核心技術開発を進めており、今後半導体検査だけでなく、新素材研究やバイオ分析など精密分析が要求される多様な産業領域に適用範囲を拡大する計画だ。
会社関係者は今回の事業選定について大気圧電子顕微鏡技術が半導体パッケージングを含む先端産業現場で活用可能な競争力を確保したという意味だと説明した。続いてAIベースの欠陥分析と高解像度画像再構成技術を継続的に高度化し、グローバル半導体検査装置市場進出を拡大していくと明らかにした。
近年、半導体産業では、工程の微細化と先端パッケージング技術の発展に伴い、検査装置の重要性がさらに高まっている。特に人工知能ベースの分析技術を組み込んだ精密計測機器に対する需要が増加し、関連機器企業の研究開発投資や政府支援事業への参加も活発になる傾向にある。
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