
バイオ・ナノ・化学分野のデジタルトランスフォーメーション(DT)および人工知能(AI)専門企業アント(代表イ・サンユン)がドイツグローバル科学技術企業メルク(Merck)のライフサイエンス事業部と戦略的事業提携のための業務協約(MOU)を締結したと23日明らかにした。
今回の条約は、両社がバイオ・ナノ・化学分野の研究を共同関心事として専門性とソリューションの力量を組み合わせ、市場競争力強化を目指す。両側は市場調査とデータ共有、共同マーケティングキャンペーンの企画と実行、新規顧客誘致及び既存顧客維持戦略など実質的な協力案を推進する計画だ。
アントは、企業、研究機関、病院、学校などを対象に、研究データ管理ソリューション「Labnote」とAI研究秘書「Labnote Scholar」をはじめとするデジタルトランスフォーメーションコンサルティングサービスを提供している。国内で唯一バイオ・ナノ・化学分野に特化したDT/AI企業として研究データ整形化技術とノウハウを保有しており、メルクの膨大な物質、試薬、機器、ソリューションおよび関連データとの協力を通じて持続可能なパートナーシップを期待している。
また、アントは今回のMOU締結を記念して8月11日まで「Merck X Labnote、共に開く研究革新の未来」共同マーケティングキャンペーンを進行する。キャンペーン参加のお客様は、研究ニュースの受信申請とシーグマアルドリッチのウェブサイトへの参加を通じて、メルクの最新の製品ニュースや研究のヒントを受け取ることができ、お土産として昼寝枕、メルクノート、製品割引クーポンなどが提供される。
イ・サンユンアント代表は「メルクとパートナーシップを締結した唯一の研究データソリューション企業として、今回の協約を通じて研究者たちにより多くの情報と便宜機能を提供する」とし「今後、メルクとの共同事業化を積極的に推進する」と話した。
- 関連記事をもっと見る
You must be logged in to post a comment.