
アイツマックスは6月18日、ソウルCOEXで開かれたセールスフォース年次AIカンファレンス「エージェントフォースワールドツアーコリア2025」に参加し、AIベースのデジタル変換戦略と生成型AI適用事例を共有した。
アイトゥマックスは今回のイベントで▲ESGリファレンスセッション発表▲製造産業中心発表セッション運営▲展示ブース相談▲ハッカートンデモデモなど計4つのプログラムを通じてセールスフォースソリューションと生成型AI技術の実際適用案を紹介した。
具体的には、ネットゼロクラウドの顧客企業とのCustomer Reference Roundtable(CRR)セッションでは、ESG開示対応と炭素排出管理に関する実務戦略を発表した。アイトゥマックスは炭素排出量の算定、データ収集体系の構築、報告書作成など、デジタルESG実現事例を中心に戦略を共有して注目を集めた。
トラック2セッションでは、「製造業界のAI転換、パートナーと共に未来を設計します」をテーマに、セールスフォースベースのパートナー管理システムであるi2DMSと生成型AIプラットフォームエージェントフォースの統合運営事例が紹介された。プロモーション企画、ディーラー社応対、成果分析、クレーム処理など多様な業務でAIを活用した自動化および効率化戦略が提示された。
イベント場展示ブースでは、セールスフォースマルチクラウドソリューションとi2DMS、エージェントフォースなど主要製品が産業別に紹介され、現場で実質的な導入コンサルティングとAIベースのビジネス自動化デモデモが行われた。訪問者はカスタマイズされた適用事例を直接体験して相談することができた。
また、セールスフォースハッカートン「AI Game Changer」受賞作のiTuMax開発デモも公開された。このデモは、生成型AIと業務プロセスを組み合わせて複合リクエストを自動分類して応答する機能を備えており、顧客サービスや運営支援分野でAIの活用可能性を示した。
アイトゥマックス関係者は「今回のワールドツアーは産業現場に適用可能なAI転換戦略を議論する場であり、当社はマルチクラウド能力と構築経験をもとに、実行可能なロードマップを顧客と共に設計する」と明らかにした。
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