
HBインベストメントは、同社の主要ポートフォリオ企業であるサムヤンコムテックが6月16日金融委員会に証券申告書を提出し、コスダック上場のための手続きに本格突入したと18日明らかにした。
サムヤンコムテックは防衛産業分野で戦術車両用防弾および防護ソリューションを開発・製造する防酸素材専門企業で、安定した生産能力と技術競争力を基盤に近年実績成長を続けている。 2023年には売上高830億ウォン、営業利益69億ウォンを記録した。
HBインベストメントは、サムヤンコムテックの上場準備に関連してPre-IPO段階で戦略的投資を執行したところ、当時、産業内の低評価局面にあったサムヤンコムテックの成長性を早期に認識し、投資機会を確保した。 HBインベストメントは現在サムヤンコムテックの持分約2%を保有しており、上場以降も企業の持続成長可能性を基盤とした中長期収益実現戦略を設けていく計画だ。
同社側は、サムヤンコムテックへの投資が自社の定量・定性統合分析モデルに基づく事例だと説明した。投資当時▲技術力水準▲国防需要に対する対応力▲海外市場の拡張可能性などを総合的に評価し、これにより企業価値の上昇余力を判断したと明らかにした。
HBインベストメントは、先にビューティーブランド「ダルバグローバル」投資でも高い収益率を記録したことがあり、今回のサムヤンコムテックのIPO推進が成功的に仕上げられる場合、引き続き意味のある投資回収事例を確保することになる。
ファン・ユソンHBインベストメント代表は「サムヤンコムテックは技術基盤メーカーの成長可能性を示す事例で、投資初期段階でその潜在力を確認して戦略的にアプローチした結果」とし、「今後も持続的に高成長企業を発掘して収益性と市場先導力を兼ね備えたポートフォリオを構築していく」と話した。
- 関連記事をもっと見る
You must be logged in to post a comment.