
電気自動車火災鎮圧ソリューションを開発したリモビリティが自社装備が消防庁から「消防新技術」と認められたと18日明らかにした。当該技術は2025年上半期消防新技術1号で、国立消防研究院の審査を通じて公式認証を受けた。
リモビリティの装備は、電気自動車バッテリーの熱暴走状況を迅速かつ安全に制御できるように設計された。火災発生時に遠隔制御方式で車両下部に進入し、バッテリーハウジングを直ちに貫通した後、高速で消火液を注入する方式である。 10m以上離れた距離でも操作が可能で、現場対応人材の安全確保が可能である点が特徴だ。
当該装置には2つの貫通ノズルが搭載されており、各ノズルあたり4つの噴射口があり、計8つの消火液噴射口を通じて熱暴走中のバッテリーに消火液を集中注入する。ノズルは作動後もバッテリハウジング内に固定され、消化液の逆流を防止し、長時間の浸水を維持することにより再発火の可能性を低減する。国立消防研究院は、この技術の構造的安定性と熱制御効果を高く評価したことが分かった。
リモビリティの装備は電気自動車火災鎮圧装備としては初めて調達庁革新製品にも指定されており、現在消防庁と公共機関を含めて計14台が試験運営中だ。全国消防署および119安全センターなどで実際の訓練および現場投入を通じて装備の実効性と改善を検証する過程が進められている。
リモビリティは現在まで20余件の国内外特許を保有しており、今回の技術を含め、電気自動車火災対応分野で様々な先導的タイトルを確保した。イ・ジェファン代表は「性能高度化と技術高度化を基にグローバル市場進出を拡大していく計画」と明らかにした。
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