
バイオ医療スタートアップジェロンメッドは高麗大学医科大学ユ・イムジュ教授研究チームと共に中小ベンチャー企業部が主管する「2025年産学研 Collabo R&D(一般型)」課題に最終選定されたと11日明らかにした。
今回の課題は、退行性脳疾患診断のためのソロプセン組換えタンパク質の臨床的有効性と安全性を検証し、当該技術の商用化基盤を設けることに目的がある。ジェロンメドと高麗大学医科大学は共同研究を通じて体外診断医療機器開発のための実証研究を本格化する計画だ。
研究に活用されるソロプセン組換えタンパク質はバイオ医薬品及び診断試薬原料で商用化可能性の高い核心技術であり、動物モデルによる科学的検証を経て退行性脳疾患分野での活用可能性を評価することになる。本課題は、病理機構の理解を超えて診断及び治療技術の実用化の可能性を模索する共同研究開発の事例として注目されている。
高麗大医科大学ユイムジュ教授研究チームは脳科学および脳組織学分野で多数の研究成果を保有した専門グループで、今回の協力を通じて産学研間共同研究体系を強化し、退行性脳疾患の診断および治療基盤技術を高度化する予定だ。
一方、会社側は2024年下半期体外診断医療機器製造業許可を獲得し、商用化基盤を強化し、今回の政府課題を通じてグローバル診断試薬市場進出のための基盤を固める計画だと明らかにした。
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