
CRM(顧客関係管理)マーケティング自動化ソリューション「 NotiFLY」を運営するスタートアップグレーボックスが、米国スタンフォード大学の創業アクセラレータプログラム「StartX」に最終選定されたと10日明らかにした。
StartXはスタンフォード大学が支援する非営利創業支援プログラムで、学校出身の創業者のグローバル市場進出を支援するため、メンタリング、投資連携、製品検証など多様な支援を提供している。医療、人工知能、B2B SaaSなど技術中心分野のイノベーション企業を選抜対象とし、プログラム参加のためには技術力、市場性、チーム能力などに対する厳しい審査過程を通過しなければならない。
グレーボックスが運営している「ノートプライ」は、顧客の行動データを分析し、プッシュ通知、メール、メッセージなどをリアルタイムで個人化して発送できるように支援するSaaSベースのマーケティング自動化ソリューションだ。別途開発作業なしでネイバーショッピング、カフェ24と連動してユーザー行動に基づく自動化シナリオを実行することができ、アンプリチュード、ミックスパネルなど外部分析ツールとの統合機能も提供する。
イ・ミンヨングレイボックス代表はスタンフォード大学統計学博士出身で、エアビー&ビーでデータ分析および運営を担当し、以後、国内のフィンテック企業であるバンクサラダでデータ総括役割を遂行した履歴がある。同代表は「今回のStartX参加は北米市場参入の重要な出発点になるだろう」とし「現地パートナーとのコラボレーションおよび市場適合性検証を通じて実質的な事業拡大を図る」と明らかにした。
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