
ソウル市が運営するフィンテック創業支援プラットフォーム、ソウルフィンテックラップが2025年上半期新規入社企業として「ディビディラップ(ブランド名:ユーザースプーン)」を選定した。ソウルフィンテックラップは汝矣島金融中心地に位置するソウル市直営フィンテックスタートアップ育成拠点で、金融・IT技術を基盤とした革新企業を発掘し、グローバル市場進出と投資誘致、ネットワーキング、空間など成長全般を合わせるカスタマイズされた支援を提供している。
今回選ばれたDividi Labは、AIベースのUXリサーチ自動化ソリューションを開発し、フィンテック企業がユーザー体験を迅速かつコスト効率よく改善できるように支援する企業です。 「ユーザースプーン」というブランド名で運営される彼らは、自社開発したAIリサーチエージェントを通じてアンケート設計からデータ分析まで全過程を自動化し、日本・ベトナム・アメリカなどグローバルユーザーフィードバック確保が可能なリサーチ環境を構築し、国内外のフィンテック企業から注目されている。
ディビディラボは特にリサーチ参加報酬システム「ウジュテスト」を通じて、ユーザーが獲得したリワードを少額投資やビットコインに切り替えることができるようにしてフィンテックサービスとの連携可能性を提示している。これはソウルフィンテックラップが推進する「金融サービス基盤革新生態系」の造成ともかかわり、今後ソウル市との協力シナジーを大きく期待させる部分だ。
ディビディラップを率いるカン・ジス代表は「フィンテック産業の競争力はユーザーとの信頼に由来する」とし、「ソウルフィンテックラップ入居を契機に、より多くのフィンテック企業がAIベースのUXリサーチを通じてグローバル市場でも成功したサービスを運営できるように支援する」と伝えた。
ソウルフィンテックラップ関係者は「ユーザースプーンはAI技術を活用してUXリサーチの効率性とアクセシビリティを同時に確保した革新企業」とし、「グローバルフィンテック産業でユーザー信頼確保が核心競争力であるだけに、ソウルフィンテラップの戦略的パートナーとして非常に適している」と伝えた。
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