
ドレイパースタートアップハウスコリア(Draper Startup House Korea)がハロユニコーン(Hello Unicorn)の運営会社である(株)クロトと戦略的業務協約(MOU)を締結したと28日明らかにした。両機関は今回の条約を通じて、国内スタートアップの海外進出と外国スタートアップの国内定着を実質的に支援する民間主導のグローバル連携モデルを本格的に推進する計画だ。
ハローユニコーンは政府支援事業に特化した行政自動化プラットフォームで、多数の公共課題を経験したスタートアップ創業者が中心となって設計したソリューションだ。複雑な行政手続きで困難を経験する創業者のために、事業計画の樹立から申請、遂行、精算まで全過程の行政業務を支援している。近年、グローバル政府支援金(grant)情報もプラットフォームに統合し、特に韓国システムに慣れていない外国人創業者のためのカスタマイズされたサービスを強化している。
ドレイパースタートアップハウスコリアはシリコンバレーベースのDraper Networkの韓国支社で、外国スタートアップの韓国進出と国内スタートアップの海外拡張のための創業インフラを提供している。ネットワーキング行事、事務空間、保育プログラム、グローバルVC連携など多様なサービスを通じて創業企業の成長を支援しており、今回の条約をきっかけに双方向スタートアップ支援体系をより強化する方針だ。
両社は今回の協約を通じて外国スタートアップには韓国政府支援事業活用のための専担行政支援とともに定着及びネットワーク拡張の機会を提供し、韓国スタートアップにはグローバル進出戦略、現地拠点連結、カスタマイズ型事業計画樹立などを連携して支援する。
ハローユニコーンのイ・ヒョンソク代表は「外国人創業者が韓国行政手続きに慣れておらず、各種支援の恩恵を逃す事例が多かった」とし、「今回の条約を通じて創業者が実質的な経営に集中できるよう環境を設ける」と話した。
ドレイパースタートアップハウスコリア関係者も「国内スタートアップは十分な技術力と可能性を備えているにもかかわらず実行機会不足で海外進出に困難を経験してきた」とし、「今回の協力は単純提携ではなく、実質的なグローバル創業生態系実現のための民間の実行宣言」と伝えた。
条約によって両社の入居企業と推薦企業は各機関のサービスを優先適用または割引された条件で利用することができ、今後共同デモデー、海外進出コンサルティング、グローバルパートナーマッチングなど多様なプログラムが段階的に推進される予定だ。
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