
ロッテグループの企業主導型ベンチャーキャピタル(CVC)であるロッテベンチャーズでL-CAMP(以下エルキャンプ)13期、未来食団(未来式:ダン、The Food Changers)5期プログラムに参加するスタートアップ10社を最終選抜したと28日明らかにした。
エルキャンプはロッテベンチャーズの代表的なアクセラレーティングプログラムで、企業別専担投資審査役が割り当てられ、スタートアップとロッテグループ系列会社間のオープンイノベーションおよびビジネス成長のための密着支援を提供する。今年はロッテグループ系列会社との技術開発、コラボレーション、共同事業化モデルまで図れる可能性のあるスタートアップが最終選抜され、これにより実質的な連携成果創出を期待している。
エルキャンプ13期及び未来食団5期はAI、製造、環境にやさしい、ITソリューション、フードテックなど多様な分野の有望スタートアップ10個が選抜された。企業別投資審査役が専担に配分され、スタートアップのビジネス成長に必要な部分を支援し、スタートアップとロッテグループ系列会社と協力できる方案を導出する予定だ。
選抜された企業は▲ジョベックス(精密農業及び種子分析ソリューション)▲イードキュア(音声データ基盤心不全判別及び重症度予測AIモデル) ▲オムレツ(AIベースルーティングエンジンアルゴリズムを活用した物流ロボット運営のためのファンデーションモデル開発) ▲オープンフォーマット不眠症を解決する睡眠ケアソリューション) ▲タイディビ(AIベースのオールインワンブランディングソリューション)だ。
また、未来食団5期の場合、最終4社が選抜された。選抜企業は▲ロマンシーブ(カスタマイズされた睡眠食品開発)▲毎月毎週(ブランドIPベースの主流PBワンストップソリューション)▲ナヌ(使い捨てプラスチック代替環境にやさしいパルプ容器及びパッケージングソリューション)▲アビビアル(ビール副産物をアップサイクリングベースの持続可能な代替コーヒー事業化)だ。
一方、ロッテベンチャーズは去る5月28日、選抜企業を対象にオリエンテーションを進行した。この日の席には、ロッテベンチャーズ投資審査役、ロッテ系列会社など合計70人余りが参加して投資だけでなく、企業とロッテ系列会社間のPoCに対する議論も行われた。特にロッテショッピングeコマースキム・ウンス実装と去るL-CAMP 2期▲モビドゥ(SaaS基盤自社モールライブコマースソリューション)イ・ユンヒ代表、未来食団2期成長戦略を策定する方法とPoC成功のための実務ノウハウを今年企業と共有した。
今回のエルキャンプ13期と未来食団5期プログラムには、ロッテウェルフード、ロッテ中央研究所、ロッテホテル、ロッテホームショッピング、ロッテマート、ロッテ免税店、ロッテショッピングeコマース、コリアセブン、ロッテGRS、ロッテ建設のロッテメンバー、ロッテメンバーメンターとして参加し、4ヶ月間の選抜企業とのPoC(Proof of Concept、技術やプロジェクトの実現可能性検証)を進行する予定であり、プログラムには創業振興院、韓国農業技術振興院、エイシーエンディー氏もパートナーとしている。
ロッテベンチャーズのキム・スンウク代表は「ロッテベンチャーズはグループ会社と協業可能な有望なスタートアップを発掘し、アクセラレーティングと投資による成長支援に集中している」とし「今年選ばれたスタートアップと同伴成長できるように戦士レベルで支援を惜しまない」と明らかにした。
一方、ロッテベンチャーズは選抜された企業を対象にグループ会社間のPoCや事業化連携、アクセラレーティングプログラムとバウチャーなどを支援し、専門分野別著名な連写陣が参加するオフィスアワープログラムも運営される。また、ロッテベンチャーズの直接投資も積極的に検討される予定だ。
来る11月予定された最終デモデイでは、各企業の成果を戦士レベルで共有し、後続のコラボレーションおよび投資誘致機会を提供することで、ロッテベンチャーズとスタートアップ間の持続可能な同伴成長パートナーシップを構築していく計画だ。
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