
アイエルの子会社であるアイトロニクスは5月28日から30日まで水原コンベンションセンターで開催される「2025水原知能型交通体系(ITS)アジア太平洋総会」に参加し、同社の交通インフラとハイパス関連の先端技術を紹介していると29日明らかにした。
今年総会は「ITSが提示する超接続都市(Hyper-Connected Cities by ITS)」をテーマに、アジア・太平洋30カ国以上の政府機関、地方自治体、専門家、企業などが参加する大規模な国際イベントで、交通技術分野でアジア太平洋地域最大規模を誇る。
アイトロニクスは今回の展示で▲多車で無停車料金徴収システム(MLFF) ▲段差でハイパス(SLFF) ▲駐車場用無停車料金徴収システム(PLFF) ▲車両番号認識技術(ANPR) ▲次世代インテリジェント交通体系(C-ITS)など多様なソリューションを披露した。
特に、アイトロニクスは5次(4+1)MLFFシステムを商用化して東ソウルトルゲートに適用した経験を保有している。また、駐車場ハイパス技術であるPLFFも紹介し、様々な交通環境での無停車通行ソリューションを提示している。展示ではDSRC(専用近距離通信)方式はもちろんRFIDベースの通信技術も共に公開され、グローバル市場を狙った技術多様性と標準化戦略を同時に見せた。
このほか、アイトロニクスは昨年11月、韓国道路公社が主管した「C-ITS通信技術実証試験事業」を成功裏に遂行し、RSU(道路辺基地局)とOBU(車両搭載端末)関連認証を取得したことがある。これにより国内実証経験を基に海外市場でも競争力を確保しており、今後のスマートトーリング及び自律走行交通システム構築分野での拡張可能性も期待されている。
ユン・ヒジュンアイトロニクス代表は「ITS総会は技術の紹介にとどまらず、国内外のパートナーと実質的な協力を模索できる場」とし「C-ITSおよびV2Xベースの自律走行インフラ分野で競争力をもとにグローバル市場進出を加速化する計画」と話した。
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