
エレファントカンパニーが主催した<B2Bロードマップ2025:セールス、マーケティング、ビジネス戦略>カンファレンスで英語チュータリングサービス「リング」がB2B事業成長ストーリーを共有した。
この日、リングルのイ・ソンパ共同代表は「酷い期にも成長するリングルのB2B戦略」をテーマにB2Cに続き、B2B事業を成功的に拡張した事例を紹介した。
「リングル」は創業初期から顧客との直接コミュニケーションを核心戦略とした。イ・ソンパ共同代表は「一日に3~4人ずつ会って1年間1,000人を相談した」とし、こうした一対一対応が製品改善の出発点であり成長の原動力だったと話した。
このような顧客中心の哲学はB2B転換にもそのまま続いた。初期には入札で度々苦杯を飲んだが、熱心なB2Cユーザーが大企業の人事担当者となり、初のB2B契約が自然に成就した。その後も顧客の要請に迅速に対応し、AIベースの英語評価システムを開発し、これは採用SaaSに拡張されるきっかけとなった。
同代表は「既存のB2C製品をそのままB2Bに販売するのではなく、B2B顧客に特化した製品を開発する方向で視点が変化した」とし「B2B担当者と着実にコミュニケーションをとり、一人一人の声をよく聞いて、彼らの予想よりも上手くいくために努力している」とノウハウを伝えた。現在、リングルは戦士教育用AIチューターサービス、核心人材対象集中教育用1:1チュータリング、採用評価用AI英語スピーキング診断サービスなど製品群を多様化し、急速にB2Bの売上を伸ばしている。
過去2-3年間で年間60%の成長を重ね、予備ユニコーンの半熱に上がったリングルは、国内B2Bの顧客との信頼を踏まえ、グローバルB2B市場も本格進出する計画だ。李代表は「国家が違っても企業顧客が経験する問題は似ている」とし、今後も一人一人の顧客に最善を尽くす姿勢で最高品質の製品を作るという抱負を明らかにした。

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