
AI基盤の屋外広告技術企業「addd」が去る4日から7日までスペインバルセロナで開かれたISE 2025(Integrated Systems Europe 2025)に参加したと明らかにした。 ISEは、世界のデジタルサイネージ、AV(オーディオビジュアル)、スマートディスプレイ業界の最新技術とソリューションが集結する最大規模のグローバル展示会で、Adは今回のイベントでAIベースの屋外広告ソリューションとスマート広告媒体を披露し、欧州市場攻略に乗り出した。
アドアイ(addd-i)は、カメラベースのビジョンセンサーを活用して広告露出データをリアルタイムで収集・分析し、広告到達率と成果を定量的に測定するAI屋外広告効果分析ソリューションです。これにより、広告主はより正確な広告執行戦略を策定することができ、広告の効率を最大化することができる。
スペースアイ(SPACE-i)はAIベースの空間分析ソリューションで、特定の空間内の流動人口パターンと広告効果を分析して最適な広告位置と露出戦略を導き出す技術を提供します。これにより、広告主は単に多くの人が集まる場所ではなく、広告効果が最大化できる最適な点を把握することができる。
ダルゴT(Dalgo-T)は都心内で移動式屋外広告の新しいパラダイムを提示する国内唯一のLED映像送出広告トラックで、アドのアドアイソリューションを搭載してリアルタイムデータを分析して最適な広告コンテンツを露出できるスマート移動型デジタル広告媒体だ。市内中心の主要な移動経路で広告到達率を高め、流動人口データに基づいたカスタマイズされた広告送出が可能であることが強みだ。
ダルゴD(Dalgo-D)はオフラインスマート広告媒体で、動的クリエイティブ最適化(DCO、Dynamic Creative Optimization)技術が適用されており、リアルタイムデータを活用して広告コンテンツが自動的に最適化され送出される。これにより、同じ広告板でも時間、流動人口、天気などの条件に応じて最も効果的な広告メッセージを公開することができる。
ISE 2025は、1,300社以上のグローバル企業が参加し、50,000人以上の業界専門家が集まる場所で、AIベースの屋外広告技術がデジタルサイネージやDOOH市場でどのように活用できるかを紹介する重要な機会の場です。
アドは現在、ベトナムに支社を設立し、ベトナムとインドネシアで特許を登録し、日本市場進出を調整中だ。さらに、今回のISE 2025参加を通じて、単にアジア市場を越えてヨーロッパ市場まで拡張するという戦略を本格化する計画だ。特に、オンライン広告よりも屋外広告市場が大きく、DOOH技術が急速に発展するヨーロッパ市場でアドの最新技術を披露し、競争力を強化し、グローバル広告市場で立地を拡大する予定だ。
アド関係者は「ISEはヨーロッパを含むグローバルデジタルサイネージ市場でAIベースの広告ソリューションの可能性を知らせる重要な舞台」とし「今回のISE 2025参加を通じてAI技術が屋外広告市場でどのようなイノベーションをもたらすことができるか実証的な事例を提示する予定であり、欧州およびグローバル市場進出のための戦略的協力も積極的」。
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