
AIベースのIP統合保護ソリューション企業マークビジョンは、YouTubeの企業専用著作権保護システムである「企業向け著作権マッチツール(Enterprise Copyright Match Tool, ECMT)」の公式パートナー社に選ばれたと22日明らかにした。
ECMTはYouTubeが提供する著作権保護ツールの中で最も強力な機能であり、法的効力を持つパートナー企業が直接有害コンテンツを検出し、制裁を要請できるシステムだ。 ECMTパートナーに選ばれた企業は、YouTubeプラットフォーム内でリアルタイムで著作権侵害コンテンツを識別し、繰り返し発生する違反事例に対して自動化された措置を取る権限を有する。
マークビジョンは今回のパートナー社選定で、ウェブトゥーン無断スクロール映像、映画及びドラマクリップ編集本、ゲームダウンロード誘導コンテンツなどKコンテンツ全般にわたる著作権侵害事例により迅速かつ効果的に対応できるようになった。特に登録された著作権資産ベースの検出システムにより、類似コンテンツや再アップロードされた映像も自動的に追跡および制裁が可能である。
YouTubeプラットフォームの性質上、コンテンツ制裁には一般的に手動審査過程が伴い、数日以上の時間がかかるが、ECMTパートナー社が提出する著作権違反申告は優先的に処理される。これにより、マークビジョンの顧客会社は、自社IPに対するリアルタイム保護はもちろん、ブランド信頼性毀損に対する対応速度も大幅に改善されると期待される。
ECMTは世界100社未満のコンテンツ管理専門企業だけが登録されたプログラムで、その中でもパートナー企業として選定されるためには技術力、法的整合性、コンテンツ運営信頼度など高い基準を満たさなければならない。マークビジョンはAIベースの著作権保護技術およびグローバルブランド対象の知的財産(IP)保護経験をもとに今回の選定に至った。
イ・インソプマークビジョン代表は「今回のECMTパートナー社選定はグローバルIP保護市場でマークビジョンの専門性と技術力を公式に認められたもの」とし、「今後もグローバルコンテンツ企業が直面したIP脅威に対してより精密で先制的な対応を続けていく」と明らかにした。
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