ITおよびスタートアップ業界の低迷と景気不況の中でも、歴代最大の売上と成果を記録して先頭を固めるところがある。彼らはそれぞれの分野でしっかりとしたビジネスモデルと利用者の需要を立証し、創立以来最高の成果を上げている。
該当企業の共通点は、各市場を代表するアイコン的立場にある。日が経つにつれて深刻化する「玉石選別」の動きの中で自己記録を更新し、高空の成長を重ねている企業について調べた。

◆中古取引を超えて地域コミュニティスーパーアプリに進化、ニンジン
既存の中古取引中心でハイパーローカルコミュニティプラットフォームに成長したニンジンも昨年初の黒字に成功し、最大の成果を記録した。ニンジンの昨年連結基準売上高は前年比48.1%増加した1892億ウォンで営業利益25億ウォン、純利益は84億ウォンと集計された。
地域生活全般を結ぶローカルコミュニティプラットフォームとして生まれ変わっているニンジンは、中古取引の他にも、ニンジンアルバ、ニンジン会議、ニンジンストーリーなど生活密着型サービスで領域を拡大中だ。グローバル拡大戦略に基づき、国内はもちろん海外舞台の拡大にも余念がない。ニンジンは技術高度化とサービス多角化を通じて今後もローカルベースのスーパーアプリに伸びていく計画だ。
◆ 売上・営業利益・ユーザー数 トリプルクラウン達成、ディライトルーム
睡眠・気象ソリューションアプリ「アラミー」を運営するディライトルームも歴代最大の売上成果を見せた。アラミは、睡眠誘導音楽、睡眠分析、ミッションアラームなど立面から気象までの全過程を助けるスリップテクサービスで世界の人々から愛されている。アラミーの今年第1四半期基準の1日のアクティブユーザー数(DAU)は260万人に達する。
ディライトルームは設立以来、これまで外部投資なしに成長を遂げてきた「ケンタウロス型」企業としても注目されている。最近では、既存の主力サービスのほか、持続的な事業拡大を通じて成長動力を広げている。代表的に、過去の自社広告収益化ノウハウを凝縮したアプリ内広告収益化サービス「ダロ」を通じて発売1年ぶりに売上90億ウォンを達成したことがある。
◆創設以来初の「10兆クラブ」入城、ネイバー
昨年、創設以来初めて開いた売上高10兆ウォンを突破したネイバーは、2024年の年間売上高が2023年比11%成長した10兆7377億ウォン、年間営業利益は前年比32.9%増加した1兆9793億ウォンを達成した。ネイバーは単純な検索情報提供を超えてAI技術基盤の総合情報探索プラットフォームに急速に進化している。特にユーザーがより幅広くより深い情報を便利かつ正確に探索できるように、検索、コンテンツ、ショッピングなど全サービスにわたってAI導入を本格化し、攻撃的な技術投資を続けている。
ネイバーは今年のコマース事業を実績成長の核心軸としている。この一環の一つで、今年3月にリリースしたショッピングアプリ「NAVER Plus Store」にAIベースの商品ナビゲーション機能を搭載し、高い反応を導いた。毎四半期の業績最高値を見せているNAVERは、今後AI技術を中心としたプラットフォーム拡張の未来を披露していく計画だ。
◆1兆企業価値目標、給料争い金持ち
「月給争いも金持ちになることができる」という信念とともに会社員のためのジャテック市場でダークホースとして浮上したスタートアップがある。まさに月給争いの金持ちだ。月給争い金持ちは昨年の売上508億ウォン、営業利益283億ウォンを記録し、5年ぶりに売上が27倍に達する歴代最大実績を達成した。特に注目を集める点は55%を超える高い営業利益率で、創立初年から続いた連続黒字を続けて1兆企業価値を達成する予定だ。
給料障害者の成功の秘訣は、顧客との粘り強いコミュニケーションに基づいたコミュニティシステム、自社製の高品質コンテンツの力、そして多様なオンラインチャンネルを効果的に運営するマルチチャンネル戦略にある。主に不動産、株式、副業などを中心に受講生個々人の生涯周期と資産規模に合ったカスタマイズされたカリキュラムおよび密着管理プログラムを提供し、「私の家づくり」と「幸せな老後準備」を助ける。月給争いの金持ちは今後も顧客と共に成長し、会社員に人生の転換点を提示するという目標だ。
◆営業利益1兆ウォン突破、クラフトン
クラフトンは昨年年間営業利益1兆ウォンを突破した。同期間の売上は2兆7000億ウォンを超え、創立以来最大の実績を出した。これは前年比それぞれ41.8%、54%上昇した数値だ。クラフトンは今後5年以内に売上7兆ウォン達成、企業価値2倍の上昇を成し遂げるという抱負だ。このための戦略として、新・旧知識財産(IP)同伴成長戦略と人工知能(AI)技術の高度化を提示した。
クラフトーンの高空成長の背景には、看板ゲーム「バトルグラウンド(PUBG)」シリーズのPC版無料化とコンテンツ強化がある。海外の成果も急成長し、モバイルインド版(BGMI)の場合、関連売上が35.7%ほど増えた。クラフトーンは今後ゲーム利用者と相互作用できるAI協力キャラクター(CPC)など技術を高度化し、新たな成長可能性を披露する計画だ。
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