
ソフトウェア専門企業トマトシステムは、自社が開発した暗号モジュール「eXCryptoLib V1.0」が国家情報院から暗号モジュール認証(KCMVP)を取得したと15日明らかにした。
「暗号化モジュール認証(Korea Cryptographic Module Validation Program, KCMVP)」は国家情報院が施行するセキュリティ性評価制度で、国家・公共機関及び主要インフラで使用される情報保護製品に必須的に要求される認証である。
「eXCryptoLib V1.0」はソフトウェアライブラリ形式の暗号化モジュールで、KCMVPで定義した11個のセキュリティ領域のうち暗号モジュール関連9つの領域すべてでセキュリティレベル1を満たした。
特にeXCryptoLibはJavaベースで開発され、既存のC言語ベースの製品に比べOS依存性が低く、JRE(Java Runtime Environment)のみ提供すれば多様な環境で活用可能である。
トマトシステムは今回の認証をきっかけに該当暗号モジュールを自社統合認証ソリューション「EXSingOn」に搭載し、機密情報を安全に暗号化することで情報漏洩、偽造、毀損など多様なセキュリティ脅威からユーザーデータを保護する計画である。
イ・サンドントマトシステム代表は「最近のセキュリティ脅威が増加し、公共機関はもちろん民間企業でも検証された暗号モジュールを搭載したソリューションに対する需要が高まっている」とし「今回の認証を通じて自社ソリューションのセキュリティ競争力を一層強化し、公共はもちろん金融、企業、製造など多様な産業分野に事業を拡大していく」と話した。
続いて「eXCryptoLibはSSOだけでなく、DB暗号化、ファイル暗号化、転送区間セキュリティなど多様な領域に適用が可能で、トマトシステムがセキュリティ専門企業に飛躍できる基盤が設けられた」と付け加えた。
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