
医療人工知能(AI)専門企業(株)アイネックスコーパレーション(代表イハンジェ、以下アイネックス)は、自社の人工知能基盤大腸がん映像検出・診断補助ソフトウェア(ENAD-CADx-01、以下ENAD CADx)が食品医薬品安全処からイノベーション医療機器に指定されたと明らかにした。
イノベーション医療機器とは、先端技術の適用などを通じて、既存の医療機器や治療法に比べて安全性と有効性が著しく改善されたか改善されると予想される医療機器をいう。食薬処主管の下、技術革新性・安全性・有効性などを評価して指定される。
ENAD CADxは、大腸内視鏡検査中にリアルタイムで病変のタイプ別診断結果を示すAIソフトウェアで、内視鏡画像内で大腸がん疑い部位を検出し、輪郭線、色または指示線などで表示し、大腸がんの重症度などに対する可能性の程度を自動的に提供し、医療スタッフの診断決定を支援するために使用される。
肉眼で識別が難しい病変まで正確に感知するだけでなく、腺腫、良性ポリープ、扁平据え置き商種(SSL)の3種類で診断が可能です。
今回のイノベーション医療機器の指定は、ENAD CADxが多様な病変を迅速かつ正確に鑑別し、医療スタッフの熟練度や検査環境などによる偏差を減らし、内視鏡検査の質を上方平準化できるという点で高い評価を受けた結果だ。
特に消化器がんの早期発見と予防において、AIベースの診断補助ソリューションの活用価値がますます大きくなっている状況で、より正確で安全な内視鏡検査環境を造成し、大腸がんの早期診断および治療にも役立つと期待される。
アイネックスは今回の革新医療機器指定を通じて内視鏡AI分野での技術力とリーダーシップを一層強化することになった。
アイネックスのイ・ハンジェ代表は「ENAD CADxの技術力と臨床的有効性を公式に認められるようになって重要だ」とし、「今後もAIベースの内視鏡ソリューションの高度化を通じて、より正確で効率的な内視鏡検査が可能になるよう努め、医療スタッフと患者の両方に役立つ革新を続けていく」と明らかにした。
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